つい先週に購入したニコンの高倍率ズームデジカメ「coolpix P500」ですが、レビューにも記載した通り、バッテリー周りをもう少し充実させたいと思い、予備の充電池を購入することにしました。
というのは、このP500の付属品だけでは、コンセントから直接充電池を充電するための充電器が付いていないのです。
どういうことかというと、充電池はカメラに内蔵したまま、カメラ経由で充電することになっていて、USBケーブルをカメラ本体に接続することで充電を行う方式になっているのです。
その代わり、コンセントからUSB電源をとるためのアダプターも付属しているのですが、あくまでもカメラ本体に内蔵した充電池を充電する仕様。
充電時間も4.5時間と長めなですが、バッテリーだけを直接充電したい人は、別売りのバッテリーチャージャーを別途購入することになっています。
まぁ、大半の型はパソコンを持っているでしょうし、クレードルタイプのデジカメもありますので、USB経由でカメラに直接接続して充電するスタイルに不満を持つ方ばかりではないと思いますが、長らくの間、バッテリーを取り外して充電するタイプのデジカメしか使ってこなかったので、若干面倒には思ったのです。
しかし、このニコンの純正バッテリー充電器は、MH-61という型番で売られており、価格が3800円程度。
せっかくカメラ本体を安く買えたのに、充電器にお金を出すのもどうかなぁと思い、まぁ慣れればいいことだしと思ったのですが、長時間の撮影をしたいと思った時や、旅行などでしばらく電源が取りづらい場所などに出向いて時にどうしようかと思ったとき、充電機よりもむしろ予備のバッテリーを購入しておく方がいいかと思い、予備バッテリーを購入することにしたのです。
ところがこのP500用のバッテリー、「Nikon Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL5」は、実売価格が3500円程度。
予備として購入するにはなかなか迷う金額だったので、複合機のインクやトナーで良く見かける互換製品はないかと思い、探してみました。
すると、ロワジャパン というメーカーから、EN-EL5の互換バッテリーが2本で1000円で売られているのを発見。
しかも、送料無料とあります。
あまりに安いので、爆発したりしないかと少し心配ではあったものの、アマゾンのレビューを見る限り、おおむね好評なようなので、早速購入することに。
2日後、メール便で届いたバッテリーを見てみると、なかなかよく考えられています。
アマゾンに掲載されていた商品写真より、ずいぶんちゃんとした製品に見えます。これは嬉しい誤算。
こんな感じで、バッテリーがショートしないように、キャップがはめられています。これは何気に便利です。
ちなみに、純正バッテリーとの比較ですが、左が純正バッテリー。互換バッテリーの方が、容量が大きいことが分かります(まぁ、それはどこまでアテになるのかわかりませんが)
裏面も微妙に違います。これは、左が純正で、右が互換バッテリーです。
早速充電してみましたが、純正バッテリーとかわらない使い心地だと思います。
フル充電した純正バッテリーを使いきるまで撮影したことが無いため、純正品とどの程度の差があるものなのかはわかりませんが、使用感や残量表示は純正のバッテリーとあまり変わらない印象だったため、予備として持っておく分には非常に重宝するアイテムを手に入れることができました。
最近のデジカメはズームの倍率もすごいですが、動画の撮影機能も充実しているため、運動会や発表会にデジカメで挑むという方も多いと思いますが、こうした長時間の撮影には予備のバッテリーが欠かせません。
わずかな費用で保険を手に入れられると思えば、とてもいい買い物だと思いますので、もしcoolpix P500ユーザーなら、ぜひゲットしておくことをおすすめします。
ちなみにこのEN-EL5互換バッテリーは、COOLPIX P500のほかにも、COOLPIX 3700、COOLPIX 4200、COOLPIX 5200などの機種にも対応しています。
同じように、バッテリーチャージャーも純正のものと、互換性のあるものと2種類ありますが、互換充電器の方は 1,280円と、純正チャージャーよりもはるかに安い金額で買えます。
本体経由だと4時間程度かかる充電が、2時間程度で充電が完了する急速タイプになっていますので、ヘビーに使う方はあわせて買っておいてもよいかもしれません。
EN-EL5 (1400mAh)対応バッテリー
■適合機種
COOLPIX3700
COOLPIX4200
COOLPIX5200
COOLPIX5900
COOLPIX7900
COOLPIX S10
COOLPIX P3
COOLPIX P4
COOLPIX P80
COOLPIX P90
COOLPIX P500
COOLPIX P5000
COOLPIX P5100
■電圧:3.7V
■容量:1400mAh
■質量 約30g
■高容量タイプ・リチウムイオンバッテリー。
以下はバッテリーのロワジャパンさんから来たメールの一部ですが、バッテリーの利用方法などが結構しっかりとアドバイスされてきます。
★★ロワ太郎のバッテリー使用習慣★★★
×)バッテリーが届いてから、そのまま放置
◎)バッテリーが到着後、すぐに満充電をし、普通の使用で残量が空になるまで使用、その後、再度満充電。この充放電の繰り返しを3回~5回する。
×)旅行や運動会などの使用機会がないので引き出しに長期間保管
◎)二週間に一度は取り出し、ご使用なさるのがベストです。1ヶ月以上使用しない場合はバッテリーの性能維持の為に、30~40%程度の充電残量状態で本体から取り外し、冷暗所に保管してください
×)オリジナル(純正品)を使い切ってからロワのバッテリーを予備で使用
◎)オリジナルとロワのバッテリーをお持ちの場合は、交互で使用すること。バッテリーは長期間使用しないと、バッテリー内の化学反応がなくなる可能性があります。
×)バッテリーをカメラに入れたままで保管
◎)バッテリーを本体に取り付けておきますと、本体の電源が切れた状態でも少しずつ放電されます。この状態が長期間(数ヶ月以上)続くとバッテリーが過放電状態になり、性能が劣化する可能性があります。
×)車の中にそのまま置くこと
◎)炎天下の閉め切った車内など湿度の高い場所でバッテリーを保管しますと、劣化が進み、膨張などの危険があります。バッテリーは10~30℃の場所で保管して下さい。
×)旅行前夜、寝る前にベットのそばのコンセントに充電器を差し、 不安定な場所で、寝ている間に充電
◎)周りに何もないところで、状況を確認しながら充電してください。万が一、ご使用方法の誤りによってバッテリーの落下、温度の高い場所での保存等で発熱、発火が起きた場合、火災になる恐れがあります
×)商品の調子がおかしい?自分で修理加工してみる
◎)商品を分解、加工した場合、保証対象外となり、また危険が起きる可能性もございますので、まず弊社にご連絡ください
当たり前のことといえば当たり前ですが、しっかりと頭に入れておいた方がよさそうです。