愛知県の稲沢に、アピタのインショップとして入っているファニチャードームに出かけたのですが、そのアピタのなかでとてもうれしい発見をしてしまいました。
なんと、大阪で大人気の明石焼きのお店「くくる」が入っていることを発見したのであります。
場所は、アピタ稲沢店の1階レジ近くです。
カウンターのみのお店で、座席は7人ほどしか座れないほどの広さです。
この「くくる」というお店は、関西地方・大阪では定番といっていいほどの人気店。
大阪には、ソースやしょうゆをつけて食べるたこ焼き店はものすごく多いのですが、明石焼きが食べられるお店は、実はあまり多くありません。
明石焼きをご存じない方に少しだけ紹介すると、あっさりした出汁に、たまごたっぷりのふんわりたこ焼きを付けて食べるという、いわば「ひつまぶしのたこ焼きバージョン」みたいなものでして、これがめちゃめちゃ美味しいのですよ。
学生時代にはよく食べたものだったのですが、ここ愛知でまさか「くくる」に出合えるとはなんたる幸せ。
ちょっと小腹が空いていたこともあり、思わず駆け足で入店してしまいました。
明石焼きは、作るのに結構時間がかかるもので、焼きあがるまでに15分ほど待ちましたが、もう食べた瞬間にそんな待ち時間のことなど忘れてしまうような、あの懐かしき味。
いやぁ、最高でした。
ミツバの入った器と、出汁(だし)の入ったとっくり。
もう、これだけで心躍るわけですな。
これに、このふんわりたこ焼きをつけて食べるわけです。
いやー、写真を見ただけで、また食べたくなってきましたです。
好みに合わせて、このしょうがを出しに入れ、一緒に食べるのですが、これまた美味。
こう、味に対しての表現力のなさに絶望するばかりですが、このあっさりした関西風の出汁としょうがの相性がバッチリでして、まさに大阪で食べたあの味がそのまんま再現されておりました。
ちなみに、ソースタイプのたこ焼きもありましたので、そっちも頼んでしまいましたが、やっぱり「くくる」で食べるべきは、明石焼きですね(笑)
ちなみに値段ですが、明石焼きは8個入りで530円。
ソースたこ焼きの方は、8個入りで520円。
それぞれとっても手頃な価格なんですが、この店に来てソースたこ焼きを食べるのは「なんでや」と憤ってしまうくらい、明石焼きを猛プッシュしたいわけですが、まだ食べたことがないという方は、絶対に食べてみてください。
明石焼きのたこ焼きは、ソースたこ焼きとは中身が全然違っていますので、
「普通のたこ焼きを出汁につけて食べるだけなんじゃないの?」
と思っている方は、ぜひこの未体験ゾーンを味わってみてくださいませ。