しばらく使っていなかったASUSのEeePC 1000なんですけれども、初期化しました。
あまりに非力なネットブックなので、ほとんどブラウザ専用機なんですけれども、OSがWindowsXPなので、重要なデータ類は使わないようにせざるをえませんが、ないよりはマシといった程度の使い方ならと思い、初期化してみることに。
eeePCに限らず、Windowsパソコンは使い続けているとどうしても無駄なデータがレジストリに溜まってしまい、たまには初期化しないと遅すぎて使い物にならなくなってきたりしますが、初期化しても遅いのは御愛嬌。
データさえ気にしなければ、アンドロイドのスマートフォンなどではかんたんに初期化できたりしますが、このEeePCも初期化はかんたん。起動時にF9キーを押し続けていると、リカバリーエリアからノートンゴーストというユーティリティが起動するので、画面にしたがって進めるだけ。
これだけで、工場出荷状態に戻してくれます。
買ったときの状態に戻るわけですね。
この方法でノートンが立ち上がらない場合は、付属のDVDを使って初期化をしなければなりませんが、EeePCには光学ドライブがついていないので、USB接続できるドライブを用意しなければならなくなります。
こうなると初期化のハードルが一気に高くなってしまうんですが、最近のノートPCも同様のリカバリーエリアが設けられていることが多いので、ドライブレスモデルではとても重宝します。
遅くなって使い物にならなくなってしまったときは、SSDに換装したり、メモリを追加したりと延命処置をするのも一考ですが、パソコンの価格はどんどん下がっていくので、もしかしたら買い換えた方が安くつくかも知れません。
今回はひとまず初期化をしてみましたが、いまどきのネットブックはウルトラブックというジャンルに置き換えられているので、薄くて、軽くて、速くて、電池の持ちもいい機種がたくさんありますから、また色々と探してみたいと思います。