洗濯パンを掃除するコツ 漂白剤で除菌と殺菌も一挙にやるべし

今回は、洗濯パンを掃除してみた様子を紹介してみたいと思います。

洗濯パン

洗濯機のうえに突っ張り棒を設置していたのですが、重量に耐えきれずにとうとう崩壊。

粉末洗剤やらプール用のバッグやらを置いていたので、洗濯機の周囲はどえらい事態です。

そこで、前々から気になっていたのですけれども、この機会に洗濯パンの掃除をしてみることにしました。

洗濯パンとは、洗濯機を設置するために配置された、プラスティック製(樹脂製)の防水枠のこと。

防水パンなどと呼ばれることもあります。

最近では、従来からあるタテ型の洗濯機からドラム式の洗濯機に変えたときに、洗濯パンのサイズが小さくて設置できない方も多いそうで、洗濯機の買い替えを機に洗濯パンの交換をする方も多いよう。

この洗濯パンはもともと2槽式の洗濯機からの名残なのだそうで、最近の一戸建てやマンション1階の部屋では、洗濯パンを設置しないことも多いそうです。

排水のためのトラップだけを設置するだけで、洗濯パン自体は設置しないということですが、たしかに最近の洗濯機は優秀ですし、よほどのことがない限り、水漏れ事故は起きにくいのかもしれません。

マンションの2階以上の部屋なら、水漏れ事故などの被害を抑えるために今でも設置されることが多いようですが、この洗濯パンのおかげで設置できる洗濯機の機種に制限が出たり、掃除がしにくかったりとデメリットも多いので、あえて設置しないという選択肢も悪くありません。

そんな洗濯パンですが、外せるものなら外してしまいたいと思ったものの、見てみると壁に接着するように設置されており、また洗濯パンの下はコンクリートがむき出しの状態っぽかったので、とりあえずこのまま使い続けることにはしました。

そうすると、この掃除をどうするかということになるんですけれども、とりあえず始めてみて驚いたのが、恐ろしいまでの汚さ(悲)

3年ほどしか経っていないのですけれども、掃除しにくいことに加え、洗濯機自体が60キロ以上もの重量があるので、なかなかおいそれと掃除をするわけにもいかず、放ったらかしの状態になっていました。

ちなみに、ドラム型洗濯機のメリットとしては、上から衣類が落ちてくる叩き洗いを基本にしているので、衣類が痛みにくいことと、乾燥機がよく効くことと、使用する水の量が圧倒的に少ないことがあげられるそうです。

デメリットとしては、重量が重いこと。100キロくらいあります。

これは、回転させるときの振動や揺れを防止すするために、中に重りが入っているためで、機会自体が重いというわけではないそうです。

また、従来の縦型洗濯機よりもサイズが大きいものがほとんどなので、先述のように洗濯パンのサイズに設置できるかどうかもですが、そもそも洗濯スペースに入るかどうかも、よく検討しておかなければならないそうです。

一方の従来型であるタテ型洗濯機のメリットとしては、日本の水に合っていることと、衣類をこすり合わせて洗うのが基本なので、泥汚れなどを落としやすいことがあるそうです。

まとめサイトによれば、ドラム式は洗濯から乾燥までを行いたい人向けで、いわばコンランドリーのような使い方をしたい人向け。価格や洗浄力では、圧倒的に縦型の方が有利なのだそうです。

さて、防水パンの掃除ですが、気持ち悪いだけで、意外と大変ではありませんでした。

まず、洗濯機を移動させるかどうか悩んだのですが、とてもひとりで動かせるような気がしなかったので、とりあえず移動させての掃除はあきらめました。

というか、なんでこんなに大量の毛が落ちるんでしょうかね(泣)

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もちろん風呂場なので、そりゃ毛はたくさん落ちるものなんだと思いますが、よくもまぁこれだけ、あんな場所に大量に落ちるもんです。

ということで、まずは排水ホースを抜いてみたのですが、これまたずいぶんとおぞましい姿です。

写真をみてくださっている方、大変申し訳ないです。

気持ち悪いですよね・・・。でも、もしかしてこんな感じかもしれませんよぉ。

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ヌルヌルで、カビなのか雑菌なのかヘドロなのかわからないほどのズルズル・ヌルヌルさで、触るのもちゅうちょするくらいのものです。

ということで、まずはバケツとハイターを準備して、しばらくホースの先をつけ置くことにしました。

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こんな感じです。

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その間に、洗濯パン自体を雑巾でせっせと拭いてまわります。

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気持ち悪いのは間違いのですが、意外と簡単に取れます。

もともと単にホコリや髪の毛がパラパラと落ちているだけにすぎないので、キッチンの油汚れなんかとは違い、拍子抜けするほど簡単に綺麗になります。

このとき、余裕があれば、お酢なんかをふきつけながら掃除しておくと、殺菌もできて一石二鳥です。

注意しておいた方がよいのが、石けん類を使わないということです。

石けん類を使わなくても十分に取れますし、石けんのヌルヌルをとるのに苦労してしまいますので、よほどのことでもない限り、あえて水ぶきにしておいた方がいいと思います。

で、排水ホースがささっているトラップのフタも、綺麗にしておきます。

これは、左右に回せば簡単に取れますので、これもこの間に綺麗にしておきましょう。

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ということで、見違えるほどとはいいませんが、ずいぶんと綺麗になりました。

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面倒なのは、排水ホースです。

伸縮性を持たせるために、じゃばら状になっているため、吹いてもなかなか綺麗になりません。

気になる場合は、消耗品だと割り切って、掃除の際に排水ホースだけ買い替えてもいいかもしれません。

ということで、洗濯パンの掃除をやってみたわけですが、そもそもここにフタをしてしまえばいいじゃないかという画期的なアイディアを紹介している方がいました。

おうちデトックスというブログを運営されている収納インテリアアドバイザーの方ですが、これは頭いいなぁと思いました。

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この発想はなかったです。さっそく真似してみたいと思います。

ちなみに、洗濯パンの排水トラップのうえには、L字型のエルボと呼ばれるプラスチック製の管があるものなのですが、引っ越しなどで間違って持って行ってしまう人が多いのだとか。

洗濯機に付属しているパーツと勘違いしてしまって、そのまま持ち帰ってしまうそうなのですが、排水ホースをそのまま突っ込むよりも、エルボを経由して排水を行った方が、排水ホースのなかで水がたまってしまうことが少なくなります。

もし「あれ?そういえばないなぁ」というわたしみたいな人は、ホームセンターでも安く売っていますので、この機会にぜひメンテナンスしてみてください。

追伸:

さっそくエルボを買ってきました。

ホームセンターで498円。

洗濯パンのエルボ

このエルボ自体がシリコンでできているので、伸縮性があり、排水ホースの口を差し込めばそれだけで防水加工OK。

針金みたいなものを押すと、口がちょっと広がりますので、広げた状態でグイッと差し込んで離すだけ。

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簡単ですね。

これだけでも業者さんに頼むと出張費用やらなんやらで5000円くらいかかっちゃうこともありますので、家のことはできるだけDIYで済ませちゃいましょう!

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