メガネの鼻あて(鼻パッド)を自分で交換してみました。
細かい作業になるのでちょっと神経は使いますが、作業自体はとてもカンタンなので誰でもできると思います。
やわらかいシリコン製の鼻パッドに交換したことで、鼻への負担がなくなって鼻の付け根が赤くなることもなくなりましたし、鼻パッドの型がつくこともなくなりました。
それに、少々うつむいても、振り向いても、ずり落ちてくることがなくなりました。
たった数百円の出費で劇的にメガネライフが向上しましたので、もしメガネのずり落ちに困っている方にもおすすめです。
本来ならプロのメガネ店で交換してもらうに越したことはありませんが、仕事や時間の都合で来店が難しいこともあるかと思います。
そこで今回は、自分でメガネの鼻あてを交換する方法と、おすすめのシリコンパッドをご紹介してみます。
メガネの鼻あて(パッド)の劣化がひどい
今回、鼻あてを交換するメガネはこんな感じでした。
もう3年ほど使っています。
一番下のメガネはzoffで買ってきた新品なのですが、もともとはこのくらい白かったのです。
年数のわりにメガネのフレーム自体はそこまで傷んでいないのですが、視力が0.025と激悪のため、寝るとき以外はフルタイム眼鏡。
風呂に入っている最中でもかけっぱなしなので、劣化が激しいのです。
とくに鼻パッドは透明なので紫外線による焼けがひどく、また水に濡れると金属部分に少し青錆がついているような状態で、見るからにちょっと汚い感じです。
交換しようと思いつつもなかなかメガネ店に出向く時間がなく、交換費用もシリコンパッド代金が込みとはいえ、工賃あわせて800円から1500円くらいかかるようだったので、ついついそのままになってしまっておりました。
そこでアマゾンで注文したのがこのシリコンパッドセット。
お手頃価格なのに左右5セットの合計10個入っています。
おまけにネジ回し(精密ドライバー)まで付属しております。
ネジも付属していますが、自分のメガネとは合わない可能性がありますので、もし使えるのならもともとメガネについていたネジを使うことをおすすめします。
ただし、メガネの鼻あてのネジはびっくりするほど小さいので、落としてしまったらコンタクトよりも探すのが難しいだろうと思います。
そのため、交換の際はくれぐれも慎重に作業していただくと同時に、なるべく明るくて広い場所で作業するようにしましょう。
さて、実際の交換作業の様子はこんな感じ。
といっても、ネジを外した後に鼻あてを入れ替えてネジを止めなおすだけなので、とくに難しい作業はではありません。
わたしの場合、小さいものが見えにくい年齢になってしまいましたので、メガネ型のルーペを使って交換しました。
ふだん本を読むときやスマホを見るときには使ったことがなかったのですが、細かい工作作業にこれほど役立つツールだとは思いませんでした。
2倍の大きさで見えるようになりますので、とても助かりました。
価格も安いので1つ持っておくと何かと便利だと思います。
で、取り外した鼻あてがこちらになるのですが、新品のシリコンパッドと比べると、どれだけ黄色く変色していたかがよくわかると思います。
あとは左右ともに元通りに取り付けるだけですが、こんなにもきれいな仕上がりになりました。
今回は2つのメガネを好感しましたが、ばっちりです。
最初はちょっと鼻あてが大きいかなと思ったのですが、シリコンパッド自体がとてもやわらかく、また吸着性もあるので、じっさいに使ってみると最適なサイズだということが分かりました。
かかった時間は1つあたり10分くらい。
時間を費やした作業のほとんどが「ネジが小さくてネジ山になかなか精密ドライバーが入らない」でしたので、そこそこ視力がいい方ならたぶん3分くらいで終わっちゃうと思います。
ものすごく手軽で、ものすごく簡単な割に効果は最大級という感じでしたので、メガネの鼻あてを見ていただいて、
「ちょっと変色しているなぁ」
「最近、ちょっと鼻あてが硬くなってきているかも」
と思ったら、ぜひメガネの鼻あての交換をしてみてください。
メガネ型ルーペも便利です。メガネのうえから装着できるので、小さいものが見えにくいという方はこの機会にぜひです。