RadeonHD4350を増設したSC440に玄人志向のサウンドボードを増設してみた。

玄人志向から発売されているCMI8738-4CHPCIを買ってみました。

DELLのサーバ、Power Edge SC440にRadeonHD4350を増設して、液晶テレビに映すことができるようになったのはいいのですが、せっかくHDMI端子が付いていても、サウンドカードが無ければ音声の出力はありません。

HDMI端子は、映像出力と音声出力を1つのケーブルでまかなえるように設計されたものですが、SC440はサーバ専用機なので、サウンドカードが付いていません。
つまり、音が出す土台そのものがないのです。

そこで、何か安いサウンドカードが無いかを探してみたところ、やはり玄人志向から発売されているサウンドボード「CMI8738-4CHPCI」を発見。

Amazonで実売価格1200円くらいと手頃な価格なので、迷わず選択しました。
光出力のあるスケベ心ももたげましたが、どのみちそれほど利用頻度は高くないだろうということで、割り切ってアナログ出力のみのタイプを選びました。

以前にSC440にメモリを増設した際は、ECCのものしか認識せず、「サーバははやりシビアなんだな」と思っていたのですが、RadeonHD4350ときも、今回のCMI8738-4CHPCIも、すんなり増設できたのには拍子抜けしました。

さて、サウンドカードの増設やドライバのインストールは、すでに枯れたボードでもあるために、どうってことのない作業なのですが、問題はRadeonHD4350でHDMI出力ができるかどうかということです。

RadeonHD4350を増設した際、ATIのグラフィックドライバーを入れても、デバイスマネージャーに最後までしつこく×マークがが残るのが、ATIのオーディオデバイスでした。

今回サウンドボードを増設したので、やっとHDMI端子から音が出せると思っていたのですが、このRadeonHD4350側のドライバの組み込み作業にちょっと手間取りました。

というのは、ドライバのダウンロード先が、結構分かりにくい場所にあるのです。

手順としては、ATI High Definition Audio Deviceから、ATI Radeon™ Video Card Drivers→Optional DownloadsからOSを選ぶ→ATI HDMI Audio Driverをダウンロードしてインストールします。

ATI High Definition Audio Device

WindowsXPで利用しているので、これをダウンロードしました。

このドライバの組み込みさえ終われば、デバイスドライバから×マークが消えて、無事にHDMI端子からの音声出力ができます。

特筆する必要もない位に単純な作業でしたが、RadeonHD4350後にHDMI Audio Driverの組み込みに難儀される方も要るかもしれないと思い、ご紹介させていただきました。

ご参考になれば幸いです。

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