DCP-J525Nなどの互換インクカートリッジ、LC12を買うときの注意点について

ブラザーから発売されている複合機『DCP-J525N』を購入したときのレビューを以前に書きましたが、この手のパソコン周辺機器の扱いが苦手な家族でも十分に使いこなせていることから、とても気に入って使っています。

普段のプリントにも、コピーにもですが、年賀状を作成するときにも大活躍してくれて、買った甲斐があったというものでしたが、ヘビーに使ったのでいよいよインクが無くなってきました。

そこで、交換用のインクを買おうと思いましたが、純正のインクは結構な値段がするものです。

エプソンやキャノンのインクに比べると、割と良心的な価格だとは思いますが、それほどシビアな印刷結果を求めているわけでもないので、出来る限り安く済ませたいとなると、お役に立ってくれるのが互換インク。

互換インクとは、プリンターメーカーが発売している純正インクの代わりに使える格安のインクのことで、純正インクのだいたい1/3~1/5くらいの価格で購入できることがポイントです。

とはいえ、そこは互換インクということで、うまく認識してくれなかったり、印刷結果が悪かったりすることもあるのですが、以前に購入したことがある上海問屋の互換インクが非常によかったので、今回も上海問屋でDCP-J525N用の互換インクを買おうとしていました。

DCP-J525N用は4色のインクが必要です。

純正インクの型番は、それぞれ

インクカートリッジLC12BK(黒)
インクカートリッジLC12C(シアン)
インクカートリッジLC12M(マゼンタ)
インクカートリッジLC12Y(イエロー)

となっていて、それぞれの価格はオープンプライスとなっています。

実売価格ではだいたい1200円程度なので、4色買うと5000円近くかかります。
結構な出費ですよね。

そこで互換インクを探すわけですが、どうやら上海問屋ではまだLC12シリーズの互換インクが発売されていないようでした。

LC11 LC10 LC09 LC16 は用意されているのに、なぜLC12シリーズがないのか?

「おや?」と思ったのですが、楽天などで販売されているLC12の互換インクカートリッジを見てみたところ、どうやら2011年の秋以降に発売されたモデルは、単にLC12の互換インクというだけでは、ダメのようです。

レーザープリンタなどでは、ICチップが付いており、インクの残量やメーカー純正品かどうかのチェックを行うためのセンサーがトナー側に施されているのですが、今回のLC12もそうした機能があるからなのか、はたまた残量チェッカーが正常に働かないのかは分かりませんが、どうやらLC12を利用する最新機種、DCP-J925NやDCP-J525Nなどでは、かつてのLC12の互換インクでは正常に動作しないとのことでした。

うーん、さすがは上海問屋です。

ということで、本当なら上海問屋から発売されている互換インクを買いたかったのですが、今回はやむをえずamazonで販売されている互換インクを購入しました。

LC12の互換インクを探している方で、最新機種に交換予定の方は、ぜひご注意を。

あと、自分でインクを詰め替えるタイプの補充インクは、やめておいた方がいいと思います。

2~3回分のインクが入っているので一見お得には見えるのですが、詰め替えの作業や扱いが結構難しいことと、余ったインクを使う頃には固まっていたりして、結局1回分しか使う機会がないからです。

ということで、確実な印刷品質を求める方は、純正インクですが、なるべく安くインクを取り換えたいという方は、互換インクの使用をおすすめします。

ただし、互換インクは当たり外れがありますので、できるかぎり評判のいい互換インクを選ぶようにしましょう。

また、LC12シリーズの互換インクを探している方で、2011年の秋以降に発売されたモデルに使う予定の方は、互換インクがちゃんと対応しているかの確認を怠らないようにしましょう。

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