パナソニックのデジタルビデオカメラ、HC-V300Mを買ってみた(動画あり)

パナソニックから発売されているデジタルビデオカメラ、HC-V300Mを買ってみました。

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ピンクを購入したので、型番としてはHC-V300M-Pとなります。

デジカメと違って、デジタルビデオカメラは利用する機会は少なめなわたし。

そのため、いままではデジカメの動画撮影機能で済ませていたのですが・・・

・遠くの被写体を撮ろうとするとどうしてもブレてしまう
・三脚で固定してしまうと、さっと写真を撮りたいときに困る
・長時間の動画撮影となると、デジカメでは心もとない

ということを何度か経験し、今更ながらにデジタルビデオが欲しいと思うようになりました。

でも、利用する機会は、たかが知れています。

カメラのように日常的に持ち歩くことはないでしょうし、せいぜい運動会やら何かのイベントがあるときくらい。

なので、ガッツリ撮りたいシーンは年に2回あればいい方。

そこで、できるだけ安価でソコソコ満足のいく機種がないかと物色していると、パナソニックのHC-V300Mが候補に挙がりました。

機種選びのときに考慮したのは、

・予算は2万円チョイまで
・軽くて小さいこと
・バッテリーが2時間くらいは持ってほしい
・光学ズームが30倍以上あること

このくらいでした。

最近はメモリータイプのデジタルビデオが主流なので、容量は大きいに越したことがありませんが、仮に大容量のストレージが欲しくなったとしてもSDカードで代用できます。

そのため、16GBもあれば十分だと考えていました。

そんな状況でカカクコムを見てみると、値段を最優先するなら、ビクターのEverio GZ-E265があり、3万円まで出せばソニーのHDR-CX270Vがあるという状況。

でも、ソニーは独自規格で懲りた記憶が頭から離れず、ビクターに心が傾いていたのですが、バッテリーの容量が1時間持たないという表記が気になり、結局真中を取ってパナソニックに決まったという感じです。

デジタルカメラ(コンデジ)は毎年のように買い換えているのですが、デジタルビデオカメラは活躍の機会は少ないため、もう何年も買っていませんでしたが、デジカメと同じように軽量化、高画質化、高速化にくわえて、恐ろしいまでの低価格化です。

かつてはテープ式、少しまでもHDDタイプのものが主流でしたが、最近ではカーナビの世界と同様、メモリータイプのデジタルビデオがすっかり主流の様子。

最新の人気機種をみても、もはや10万円以上の機種は存在しておらず、高級機種に分類されるビデオカメラでも5万円ほど。

エントリーモデルに至っては、15000円程度で購入できるほどのデフレ化で、すごい時代になったもんだなぁとひしひしと感じます。

今回購入したHC-V300Mは、実売価格が22000円~24000円程度。

白が最安値で、つづいてゴールド、ブルー、ピンクといった順番でした。

カカクコムで一番安かったショップで購入したのですが、メチャメチャ早く届けてくれました。

購入価格は、税込・送料無料で23600円。

台引きなら即日発送とあったので、代引きを選択しまして、合計24020円。

「オンラインショップ PC-BOX78」という大阪のお店だったのですが、昼の2時ごろに注文をすると、夕方には発送完了メール。

在庫ありの表記に偽りなく、即日発送をしてもらえて本当によかったです。

楽天のショップの中には、在庫を持たずに販売している店がゴロゴロありますが、見習ってほしいくらいの超高速な即日発送対応でした。

スバラシイ!

さて、実際に届いたパッケージがこれ。

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まず驚いたのがサイズと重量。

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190グラムという軽さは、手に取った瞬間に「モックアップか??」と思えるほどのスッカスカ感で、びっくりします。

スマートフォンくらいの重さしかありません。

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昨日食べたハンバーグの方が重いくらいですな(笑)

それにサイズの小ささ。

手のひらの包み込んでしまえるほどのサイズです。

店頭で何度か見かけたことはありましたが、実際に手に取ってみるとこんなにも小さくなっているのかと驚きました。

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でも、撮影した画質は、2万円チョイで買える機種とは思えないくらいに綺麗です。

5万円する上位機種と比べれば違うかもしれませんが、明るい場所で撮影する限りはほとんど差異は感じられないほど。

一昔前のテープ方式のビデオカメラなんかと比べると、プロ用かと見間違えうほどに超高画質です。

高級機種と普及価格帯の機種と決定的な違いは、感度とズーム速度なのですけれども、このHC-V300Mは、室内であっても照明がある状況なら全く問題なしの画質で、ほとんどノイズも感じられませんでした。

また、手ぶれ防止機能もなかなかの精度。

このHC-V300Mは、手ぶれセンサーで上下左右などの5方向からの揺れに対応しているので、歩きながら撮影していても、ほとんど揺れが気にならないほどの安定した補正でした。

歩きながらの撮影ではないのですが、本体の質感やら操作の感じは動画にも撮ってみましたので、こちらをご参考に。

実際の撮影は、オートだけで十分でした。

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パナソニックは、デジカメでもiAという機能が優秀で、ほとんどのシチュエーションでベストな結果になるよう自動的にやってくれますが、このデジタルビデオカメラでもその優秀さは健在。

またズーム性能も十分満足。

50倍と書いているのはいわゆるデジタルズームなので、よほどのことがない限り使う機会はなさそうですが、光学でも40倍レンズなので、かなり遠くの被写体でも綺麗によく撮れます。

ズームで撮影するときには三脚が欠かせませんが、ここぞというときにちょっとだけ高倍率ズームを使うという用途にも応えてくれますので、非常に重宝します。

容量も32GBと十分すぎるほどの容量なので、よほどの長時間撮影でもしない限り困らない容量。

バッテリーは小型ながらも2時間弱は持ちますので、十分に充電さえしておけば、困りそうにない感じ。

運動会やら演劇などの場合、1日中撮りっぱなしにするというケースではバッテリー残量に不安が残るかもしれませんが、長時間撮影してもたいていの場合、最初から最後まで見ることはないので、自分の用途としては文句なしです。

それに、セミナー会場なので撮影する場合、コンセントによる電源が撮れる場所ならそれはそれでバッテリーの残量問題が生じないので、いずれにしても困ることはなさそう。

サイズも小さく、軽く、長時間撮影に耐えられる容量で、高倍率ズーム、さらにフルハイビジョンによる高画質ときてこの値段なら、文句なしです。

ちなみに下記の映像は、ナゴヤドームで開催されていたペット博の様子をスタンド側から撮影したものです。

顔が映りすぎないようにあえて雑に撮影していて、さらにモザイク処理はユーチューブの自動処理によるものなのですが、じゅうぶんなズーム性能ではないでしょうか。

あと、個人的に「高ポイントだなぁ」と感じたのは、USBで充電ができることなんです。

ミニUSBの端子は、パソコンと接続してデータ通信をすることにも使うのですが、電源がオフの状態でパソコンやUSBコンセントに接続すると、バッテリーへの充電もやってくれるのです。

もちろん、ACアダプタからの充電に比べると、1/4くらいと遅いのですが、ビデオカメラをUSBコンセントなどに接続しておいて充電させながら寝てしまうなんてことが気軽にできるのは、便利だなぁと思いました。

パナソニックがSDカードやHDDによるデジタルビデオカメラを世に送り出し始めたころの機種、HDC-HS9を使っていたのですが、画質もさることながら、本体の重量やバッテリー持ち、操作性、サイズなど、すべてが進化していました。

当時はたしか10万円くらいしていたのですが、値段は1/4程度になっているにもかかわらず、すべてが驚くべき進化を遂げていて、5年という歳月はコンピュータの世界にとっては隔世の感です。

miniDVテープ時代のビデオカメラならもちろん、2008年前後にビデオカメラを買った方なら、十分にその進化を実感できると思います。

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