AUから発売されているサムスンの7インチタブレットSMT-i9100を買ってみました。
2011年の春頃に発売されていたアンドロイドタブレットなので、いまとなってはローエンドもいいところなんですが、ヤフオクで4000円前後で売られていたので、思わず衝動買いしてしまいました。
スペック的には、ドコモから発売されているGalaxyTab(SC-01C)のSIMナシ版といったところ。
本体重量は480g、システムメモリ512MB、キャッシュメモリ4GB、シングルコア、Android2.2と、まるでスマートフォンの走りのような枯れたスペックですが、7インチのタブレットとしては意外と優秀。
上の写真がSMT-i9100で、下の写真がSC-01Cです。
AUのスマートフォン契約者に無償プレゼントされていたような端末なので、中華パッドと同等のスペックかと思いきや、結構しっかりしています。
もっとも、発売から2年近く経っていることと、充電池の交換が手軽にできないタイプなので、バッテリーも相当にヘタっているのだろうと予測済みの購入ですが、意外と使い勝手がよく気に入りました。
このタブレットの何がいいって、クレードルが標準装備されている点です。
ギャラクシータブと違って、USBからの充電ができず、ACアダプタ経由でしか充電できない点は難点ですが、専用の横起きクレードルがあるので、バッテリーが死んでいても、最悪でもデジタルフォトフレームにでもすればいいやと思っています。
スペック的にはギャラクシータブとほぼ同等で、インカメラ(自分撮り用カメラ)とSIMスロットがない点以外は、ほとんど変わらないスペック。重量やサイズは若干大きいですが、持ち歩く用途ではなく、家でゴロゴロしながら使う分には十分です。
もともとこのSMT-i9100を購入しようとした動機のひとつが、ゴロ寝しながらタブレットをいじくる用途だったのですが、メインで持ち歩くことの多いギャラクシータブをゴロ寝端末にすると、翌朝バッテリーが減っている状態になってしまうため、ゴロ寝専用端末が別にあるといいのになぁと思っていたからでした。
もはや立派な依存症というところですが(苦笑)、ゴロ寝しながらそのまま寝入ってしまい、朝起きたときにクレードルに差し込んでおけば、またその夜には使えるようになっているということで、自宅専用タブレットとして購入したのですが、OSが軽い分、最近のスマートフォンよりも動作が軽く感じられる点も多々あるので、自宅用にタブレットを検討している方には、意外とおすすめですよ。
唯一の不満点は、ホーム画面が使いづらいこと。
もともと横起きで使用する設計になっているため、ホーム画面が横画面専用の後世になっているのですが、これも最近出回っているホーム画面をカスタマイズするアプリで解決です。
ということで、携帯電話(ガラケー)と、SIMの入るタブレットと、WiFi専用タブレットと、使い分けて使っていますが、アンドロイドのタブレットはすぐに新商品が出るので、旧機種の価格の暴落が激しいです。
デジタルフォトフレームやミュージックプレーヤーなど、用途を割り切って購入する分には、むしろ専用機を買うよりも使い勝手がいいと感じる部分もありますので、激安で手に入る端末を見つけた場合は、衝動買いするのも悪くないと思います。
Auのタブレットは総じて不人気機種になることが多く、7インチのSMT-i9100のほか、10インチのモトローラのXOOMなどもありますので、自宅で気軽に使えるタブレットを探している方には、おすすめですよ。