グラフィックカードなどでPC業界1位のシェアを誇るNvidiaから、ものすごいゲーム機が発売されました。
その名も、『NVIDIA Shield』
アンドロイドOSを搭載したマシンですが、特徴はなんといっても専用ゲームコントローラーを実装した点。
家庭用ゲーム機のコントローラーでもなく、ただのアンドロイド端末でもなく、ヘビーなオンラインゲームを楽しむためだけに作られた、何とも贅沢な逸品。
価格は299ドルと、高級タブレットよりもこなれた価格ですが、携帯ゲーム機としてはずいぶんと高め。
それでも、このNvidia Shieldが持っているポテンシャルを考えると、決して高い買い物ではないかもしれません。
こういったゲームコントr-らー内蔵のアンドロイド端末といえば、2011年にドコモから発売されたソニーのプレステ携帯「Xperia Play(SO-01D)」が思い出されます。
Xperia Play(SO-01D)は、PlayStation Storeから初代プレイステーションのゲームをダウンロードして遊べるため、スマートフォンに簡易ゲームパッドが付いた「ゲームもできるスマホ」という位置づけでしたが、このNvidia Shieldはゲームこそが主役。
据え置き型ゲームマシンとそん色のない大型のコントローラーと、5インチの大画面液晶が一体化されており、場所を選ばず最高のゲーム体験ができるというすぐれもの。
もちろん、HDMI端子を装備しているので、大画面の液晶テレビに接続して遊ぶことも可能です。
3G通信機能はなくWi-Fi専用端末ですが、CPUには4コアのTegra4を搭載し、グラフィックには専用カスタマイズされたGPUが内蔵されているため、現時点で最速のアンドロイドマシンとしても君臨しています。
Nvidia Shieldの性能を活かしたゲームも多数リリースされており、海外ではすでに大人気マシンとなっていますが、日本ではまだ未発売。
アマゾンアドでは39800~49800円程度で販売されていますが、これだと海外のアマゾンから直接購入した方が、ずいぶんと安くつきそうです。
パソコンで高品質なゲーム環境を整えようとすると、10万円以上の出費を強いられることがほとんどですが、ゲーミングPCでしか味わえない体験を299ドルで得られるのは、考えようによってはずいぶんとお値打ちです
プロセッサー:NVIDIA Tegra 4 Quad Core Mobile Processor with 2GB RAM
モニタ:5 inch 1280x720 (294 ppi)
タッチ:マルチタッチ
音声:ステレオスピーカー マイク
容量:16GB
無線:802.11n 2x2 Mimo Wi-Fi
仕様:Bluetooth 3.0、GPS、Mini-HDMI、Micro-USB 2.0、MicroSDスロット、ヘッドフォンジャック、モーションセンサー
OS:Android Jelly Bean OS
バッテリー駆動時間:29時間
重量:579グラム
サイズ:158mm (w) x 135mm (D) x 57mm (H)