今更ながらにADSLに入会することになりました。
戸建住宅用の100Mの光回線(EO光ファイバー)を引いていたのですが、ベストエフォード型だということと、通信速度が全く上がらないことを理由に、やむを得ずADSLにせざるをえないような状況になったからです。
そんなわけで、久しぶりにADSLのプランを探すことになったのですが、相変わらずソネットの中低速ADSLプランが一番安いようだったので、再度申し込むことになりました。
実際の設置場所は遠く離れた実家なので、詳しい状況は分かりませんが、近所で派手にP2Pをしているユーザーがいるからなのか、それとも建物の構造上に何らかの障害があるのかわかりません。
ただ、0.1Mも出ないような状況が1年近く続いていて、障害状況を確認してもらえるように何度か申し出たのですが、改善される見込みがなさそうなので、光回線をあきらめることになったというわけです。
もともと光回線を引いていたのを通常の電話回線に戻してADSLにしなければならないので、色々と手続きが面倒ではないかと心配していたのですが、EOに問い合わせて解約を申し出たところ、ネット回線だけ辞めるという選択が簡単にできて、しかも通常の電話回線に戻すよりもお得な基本料金の電話回線プランを提案されたため、迷わず選択。通常のADSLも載せられるので、一石二鳥な変更となりました。もちろん、回線撤去などの費用もかかりませんでした。
なかなか良心的なEO光ファイバーですな。
で、結局どのADSLにしようかと迷ったのですが、数年前に使っていたソネットのADSLの12MBのプランが相変わらず一番お得だったので、早速申し込み。
カードさえあれば全てネット上で手続きができるうえ、光回線のような面倒な機材類もほとんどないので、遠く離れた場所にブロードバンド回線を設置するには最適な選択でした。
・・・という記事を書いてから約2週間後、ソネットから回線についての問い合わせがありました。
「イオのIP電話が魅かれているので、ADSLを開通できませんが、いかがいたしましょうか」
あれれ?イオの担当者さんははっきりと「他社のADSLでも大丈夫です」と答えていたにもかかわらずです。
すぐさまイオに確認をしてみたところ、「使えるADSLもある」としか回答を得られない。
ヤフーやソネットなどのメジャーなADSLが乗せられないのに、どこのADSLなら乗せられるのか確認したところ、そうした情報はないとのこと。
「話が違う」ということで、これまでの経緯を説明したところ、通常の電話回線を開通させつつなら、ADSLを使えるかもしれないとのこと。
つまり、そもそも不必要なイオのIP電話の月額料金(1000円くらい)を毎月払いつつ、電話の基本料金(2000円くらい)も払うというパターンなわけで、もうアホかと。
しかも、それでもどのADSLが乗るのか分からないとのことで、結局イオの契約は全て解約することになったのです。
で、次に気になるのは、電話番号を変えることなく解約ができるのかどうかということ。
これもイオのサポートに聞くと、現在の電話の契約状況がわからないので何ともいえないとのこと。
ラチがあかないので、NTTに問い合わせたところ、「電話加入権を破棄されているようです」との回答。
つまり、イオを解約したら、電話番号が無くなってしまうということです。
「なんだよ、それ・・・」
結局、NTTに相談すると、加入権が不要なライトプランに加入しつつ、現在のIP電話の番号を収容してくれることになったのですが、
あのまま解約作業を進めていたら、電話番号自体が消滅してしまうという状況になっていたということで、なんとも頼りないサポートでした。
引き留め工作をするのなら、もうちょっと技術情報を持った担当にやってもらいたいと思う一件でした。。