SIMフリースマホ史上最強! ファーウェイ Ascend Mate7を買ってみた

現時点では最強のSIMフリースマホとの名高い、ファーウェイから発売されているSIMフリースマホ、Acsend Mate7を買ってみました。

ファーウェイはドコモの端末メーカーとしても有名ですが、新進気鋭の中国のITメーカーです。

オクタコア(8コア)かつ6インチのフルHDディスプレイ搭載と、現時点では最高レベルのパフォーマンスをもつSIMフリースマホとの呼び声高いAscendのMate7。

試したくなってしまい、つい衝動買いしてしまいました。

ASUSのZenFone5とも迷ったのですが、普段使いのスマホがギャラクシーノートだと、どうしても5インチ以下では狭く感じてしまいます。

かといって、よく引き合いに出されるiPhone6 Plusは却下。

というのは、白ロムの値段がMate7に比べて2倍以上することと、IIJ mioでの格安SIMカード運用を前提としていたからです。

今回の入手先はヤフオク。

価格は4万円チョイと結構な価格だったため、入札にはかなりちゅうちょしましたが、物欲に勝てずに落札。

もちろん、定価に比べればずいぶん安く入手できたほうですが、これまで高くとも2万チョイの白ロムしか手を出してこなかったため、かなり勇気がいりました(苦笑)

さて、届いたのがこれ。なかなか豪華な箱に入っています。

Ascend Mate7

開封してみると、6インチだけあってなかなかの重厚感。

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背面はこんな感じの金属製ですが、質感だけ見る限りはプラスチック製の国産スマホとはかなり違い、むしろアップルのiphoneに近い高級感のある端末デザインです。

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付属品は、イヤホンに充電ケーブルにUSB給電アダプタ。それと、SIMカードやマイクロSDカードの出し入れに使うピンがひとつついています。

左がギャラクシーノート2。右側がAscendのMate7。

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ギャラクシーノート2も画面解像度はフルHDなので、文字の見やすさや見た目の雰囲気は変わりませんが、0.5インチの差がこれほどまでに大きいのかと思わされる大画面です。

金属製だけあって、手が乾燥しているとスルッと滑り落ちそうにも感じますが、なにより驚くのはその薄さと軽さ。

主要どころの格安SIMカード用にAPN設定がいくつか用意されており、もちろんIIJ mioもプリセットのなかにありました。

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6インチの割には液晶モニタのフレームがおすく、なおかつ軽いので、持ち運びにも重宝しそうです。

で、Galaxynote2とどの程度スペックに差があるのかとベンチマークをとってみました。

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使ったベンチマークアプリは、もはや定番となっているAnTuTu Benchmarkと、Quadrantの2つ。

Galaxy note2もクアッドコアなので、動作に不満を感じたことはありませんでしたが、それぞれ約2倍の速度です。

ベンチマークの様子はこちらでも紹介しています。

ダンジョン風の3Dチェック画面がありますが、スペックに余裕がありすぎるからか、めちゃめちゃスムーズで速いです。

で、実際の使い勝手ですが、動作速度が爆速なので、ほとんど待ち時間がありません。

このMate7で動作が重いアプリは、おそらくほかの機種ではなおのことだと思います。

ひとつ気になったのは、3Gと4Gの切り替え時に通信が途絶えることです。

このMate7はSIMフリースマホながらも4G通信に対応しているため、本来であれば端末も通信速度も爆速のはずなのですが、使いはじめて丸1日くらいは、通信が安定しませんでした。

3Gと4Gを自動的に区別して切り替えるモードと、3G通信のみで動かすモードなどいくつかバリエーションがあるのですが、なかなか4Gの電波をつかもうとせず、初日はずっと3G固定のままで使っていたくらいです。

「うわー、これだけのスペックがあるのに、けっきょく3G通信しかできないのかよ」とあきらめムードだったのですが、翌日になるとバシバシ4Gの電波をつかむようになりました。

ということで、現時点で最強という称号に偽りはありませんでしたが、使い始めたばかりのタイミングや、場所によっては、なかなか4Gの回線をつかんでくれなくなくことがある以外は、最高のデバイスです。

本体単体でもかなり音質が良く、画面も色鮮やか。

サムスン製のスマホは色の発色がいまひとつだったのですが、このMate7はさすがはファーウェイのフラッグシップモデルだけあって、色の再現性も抜群。

グレアのノートパソコンで見ている写真とほとんど差がありません。

動作も非常にキビキビしており、アプリの起動で待たされる感じが一切ありません。

「日本でもほんとうにちゃんと使えるのかしら?」と不安を持ちながら購入したものでしたが、現在は非常に快適に使えています。

スペック的には間違いなくアンドロイド最強の端末といっても過言ではないモデルですが、このスペックで4万円ならまぁまぁ買いなんじゃないかと思います。

ちなみに、実売価格7万円弱で販売されているグーグルのネクサス6(モトローラ製)と比べても、体感速度にはほとんど差が感じられません。

よって、できる限りコストパフォーマンスの高い端末を探していて、ないかつ格安SIMカードで利用する目的なら、十分におすすめできる逸品だと思います。

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