スマートフォンへの不満のひとつは、バッテリーがあまり持たないこと。
特に、XiやLTEに対応した高速通信ができるスマートフォンは、バッテリーの食い方が半端ないです。
ガラケー時代なら充電しなくても1週間くらいは平気で電池が持ちましたが、スマートフォンの場合は、フル充電していてもほぼ半日持てばいい方です。
でも、どうしても電話を受けなければならない時や、いま電池が切れたら困るってときは、なんとか延命したいもの。
そこで、スマートフォンのバッテリーをもう少し長持ちさせる方法についてまとめます。
●バックライトを暗くする
もっともバッテリーを食うのが、液晶画面のバックライトです。
画面の明るさが自動になっていたら、いったん解除して一番暗い設定に変えておくといいでしょう。
●使っていない通信を切る
つぎに電池を食うのが、電波の受信です。
通信を切るわけにはいきませんが、GPS、Wi-Fi、ブルートゥースは常時立ち上がっていなくても困りませんよね。
バッテリーがそろそろヤバいってときは、いったんオフにしておきましょう。
●常駐アプリをシャットダウンする
ホーム画面を楽しく彩ってくれるウィジット類や、監視アプリは起動しているだけでCPUに負荷をかけますので、停止できるサービスはいったん止めておきましょう。
また、ウィジットの中には、定期的に通信を行うものもあります。yahooのウィジットなど、ニュースや天気などを自動受信するタイプのウィジットは、それはそれで非常に便利なのですが、バッテリーを消耗させるので、電池の残量が危ないときは、これらもいったん停止しておきましょう。
●バックライト消灯時間を早くする
何も操作しないでおくと、自然とバックライトが消えますが、あの消えるタイミングも設定から制御することができます。
通常は1分くらいに設定されていると思いますが、15秒などできるかぎり早く切れるように設定を変更しておきましょう。
●バッテリー節電アプリは効果があるの?
バッテリー関連アプリのなかには、インストールしておくだけでバッテリーの消耗を軽減してくれることを謳うアプリがありますが、ほとんど役に立ちません。
バッテリーの状態を監視してくれるという点では重宝しますが、これ自体に節電効果がないのは、そりゃまぁ当然ですよね。
また、なかには節電アプリのフリをして、実はウィルスなんてこともあり得ますので、この手のユーティリティはできるだけインストールせず、普段からCPUに負荷をかけないように心掛けるようにしましょう。
●モバイルバッテリーを常備しておく
スマートフォンは、電力を食う割にバッテリーサイズが小さいものです。小型化のために仕方がないのですが、デジカメよりも小さなバッテリーでこれだけの消費電力をまかなうのは、やはり無理があるというもの。
そこで、いざというときに充電が行えるよう、モバイルバッテリーを持ち歩くのも手です。
モバイルバッテリーとは、予備のバッテリーではなくって、モバイルバッテリーをあらかじめ充電しておくことで、スマートフォンのバッテリーを充電することができる補助電源のようなものです。
バッテリーの容量は、サイズと重量に比例します。
なかには、10000mAと、一般的なスマートフォンなら5回程度充電できる大容量のものもありますが、あまり重たいものだとモバイルの意味がなくなってしまいます。
そのため、おすすめとしては2000円弱で購入することができる5000mA程度のモバイルバッテリーです。
電気を送り出す給電口がUSBになっているので、スマートフォン以外のものでも充電が可能ですので、100円ショップなどでUSBの充電器を買っておけば、携帯ゲーム機なども充電可能です。
備えあれば憂いなしですので、いつも大事なときにバッテリーきれを起こしているという場合は、ぜひ早めにモバイルバッテリーを手に入れておきましょう。
モバイルバッテリーに関する記事や動画も書いていますので、よければぜひ読んでみてください。
モバイルバッテリー、PowerBank MP-5000を買ってみた