重曹うがいのやり方と効果を検証してみた

重曹を使ったうがいの効果を試してみました。

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発端は、まとめサイトを見ていましたら、こんな記事を発見したことでした。

「重曹うがいの効果凄すぎ」

記事によると、

虫歯予防
歯周病予防
歯肉炎改善
歯槽膿漏改善
口内炎完治
舌苔除去
口臭予防
初期の虫歯治療

などと記載されており、さっそく試してみようということに。

もともと重曹やクエン酸は掃除用で大量に購入はしており、馴染みはあったのですが、重曹を口にするということは今までやっておりませんでした。

ただ、重曹には不純物の量によって、「薬用」「食用」「工業用」と3段階に分かれています。

自宅にあったものを見てみると、明らかに工業用でした。

そこでホームセンターに出向いてみると、ボトルに入った手頃なサイズなものを発見。

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価格は398円と、工業用に比べれば少し割高ですが、掃除だけでなく、調味料として使ったり、野菜の洗浄などの方法が明記されていたため、食用として使えるものだと思い、そのままレジへ。

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ちなみに、100円ショップで探さなかったのは、食用を探していためです。

100円ショップにも重曹は売っていますし、何度も購入はしていますが、掃除用途で使う分には良くても、口に入れる食用の重曹の場合は、たとえそれが「食用」と明記されていたとしても、ちょっと不安に思えたからです。

さて、実際の使い方はとってもかんたん。

小さじ一杯程度の重曹を、500ミリリットルくらいの水に溶かすだけ。

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ついつい気前よく、濃い目の重曹水を作ってしまいそうになりますが、重曹は「炭酸水素ナトリウム」なので、あまり濃いものをつくってしまうと、しょっぱく感じます。重曹はそのまま洗剤として機能するほど強力なため、あまり濃いものでうがいや口をクチュクチュやると、かえって口内の粘膜を傷めてしまうようです。

よって、できるだけ「薄く」つくるのがコツのようです。

たしかに、濃いめの重曹でつくった重曹水だと、ヌルヌルしていますし、ぶくぶくと泡だってしまうほどなので、本当に「ほんのちょっと」重曹を混ぜるだけで良いみたいです。

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実際に何日かつづけてみましたが、たしかに効果はあるようです。

もともとわたしは、口内や歯のケアに、コンクールFという口腔洗浄液を使っていましたので、口の中の状態は割といい方なんじゃないかと勝手に思っていましたが(苦笑)、タバコやコーヒーを頻繁にやるので、その都度こうした洗浄液を使うのは面倒だと感じていました。

で、今回の重曹水なのですが、500ミリリットルのペットボトルに重曹水を準備しておけば、気になったお気にサッとうがいができるので、重宝しています。

効果のほどはというと、意外にもよく効いているかも。

ヤクルト400の効果や、コンクールFの効果もあるので、なんともいえない部分もありますが、歯にヤニがつきにくくなった気がします。

虫歯予防の効果や、治癒効果については、試した機関が短すぎて、はっきりとは実感できていませんが、理論的には非常に理にかなっているそうです。

というのは、食事をした後の口の中は、酸性になっているため、歯を溶かしやすくなっていますが、重曹はアルカリ性。

そのため、うがいをすると、口の中が中和されるというのが、虫歯予防にも効果がある理由なのだとか。

昔から、虫歯の予防にはフッ素が効果的だと言われていますが、重曹も非常に効果があるようです。

値段も安いですし、食用か薬用を選んでおけば体にも安全ですし、余っても掃除に使えますし、1つで何役もこなしてくれる重曹水は、まさに「万能の水」かもしれませんね。

ちなみに、冬場の乾燥する時期には、口や鼻の粘膜を乾かしてしまうことが風邪の原因になってしまいます。

粘膜がネバネバしているからこそ、ウィルスなどを吸着して侵入を防いでくれるからなのですが、こうした感想を防ぐためには、やはり部屋の湿度と、口の中に適度な湿度を保つことが大切です。

こちらの記事では、加湿器がないところでも手軽に加湿する方法や、風邪をひきにくくなるキャンディーの記事を記載していますので、虫歯予防の重曹水といっしょに試してみていただけると幸いです。

これからどんどん寒く、乾燥する時期になりますが、くれぐれも健康管理には気をつけて冬を乗り切りましょう。

ちなみに、重層うがいをするときは、くれぐれも食用の重層をつかってくださいね。

100円ショップに売っている重層は工業用なので、掃除に使う分にはよいのですが、口に入れるには安全性に問題があります。

工業用に比べると値段はちょっと高めですが、健康のために不健康なものを使ってしまうと、何をやってるんだかわからなくなっちゃいますので、くれぐれもご注ください。

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