電気ケトルを使って、煮出しの麦茶を短時間でつくる裏技

今回は、電気ケトルを使って麦茶を短時間でつくる方法です。

麦茶

方法というまでもなく、単に電気ケトルで沸かすだけのことなのですが、結構便利なのです。

カフェインレスで利尿効果がなく、水分補給に最適な麦茶は、下手な健康食品よりもはるかに安全で健康的。

わが家でも冷蔵庫に常備しているのですが、たいていの製品は煮出しタイプなので、つくるのがちょっと面倒です。

そこで役立つのが、ピッチャーのなかで50回ほどユサユサするだけで麦茶が作れる、オークワの麦茶だったのですが、冬場はあまり売れないのか、店頭で見かけなくなってしまいました。

それで、やむを得ず他社製の水出し麦茶を買ってはみたのですけれども、味が薄かったり、あまり美味しくなかったり。

そこで、通常の水出しタイプをあきらめて、煮出しタイプのものを使うことになりました。

でも、煮出してつくらないといけない麦茶の場合、大きな鍋や、大きなヤカンを火にかけないといけませんよね。

面倒だという理由以外にも、ちいさい子どもやペットがいたりすると、大量の熱湯を沸かすのも危ないイメージがあって、どうしてもつきっきりでつくることになってしまいます。

また、煮出してつくった麦茶の場合、冷めるまでの時間もかかります。

2リットルだと、触っても厚くない温度に冷めるまでに3時間ほどかかるので、その間、気が気じゃないわけです。

で、もっと手早く、しかも安全で簡単に煮出し麦茶がつくれないものかと思って試してみたのが、電気ケトルで麦茶をつくる方法です。

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かんたんにいえば、めちゃめちゃ濃い麦茶を作って、水で割るわけです。

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電気ケトルの場合、1リットルくらいの水が沸騰するまで1分くらいで済みます。

よって、ちょっと少なめの水を沸かし、蓋をあけたまま、煮出し用のパックを入れて5分ほどグツグツやるんです。

途中、おはしでツンツンしながら濃い麦茶をつくるわけですね。

そのまま沸かし続けると、ブクブクと吹きこぼれてしまう可能性があるので、電気を切ったりと煮出している間は付きっきりで見ておく必要がありますが、火で沸かすよりもはるかに短時間で済むので、最近はずっとこの方法でつくっています。

取扱説明書によれば、水以外のものを沸かしてはならないとありますが(苦笑)、急ぎで麦茶を作らなきゃならないときや、早く飲みたいときなどには便利です。

ただし、くれぐれも少なめの水で沸かしてください。また、麦茶のパックを入れた後は、蓋は必ず外したまま沸かしてください。

パックを入れて蓋をして沸かし続けたところ、注ぎ口からじゃんじゃんあふれ出てしまい、かなーり危なかったです。

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こんな感じで、けっこうブクブクと拭きだしそうになりますので、要領に余裕を持たせて沸かしてください。

こどもにはお勧めできない方法ですが、時短になりますので、手早く作りたいときにはぜひ、自己責任でどうぞ。

ちなみに、ピッチャーに移す際は、先に水を入れておいてください。

熱湯を注ぐと変形してしまう恐れがありますので、ピッチャー側に事前に水を入れておきつつ、この電気ケトルにも水を加えて温度を下げておいてから移し替え作業を行うと安全です。

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