こどもの成長期のサポート飲料として人気のあるセノビックですが、成長期の後半となる高校生や成人が摂取しても意味があるものなのでしょうか？
そもそも身長は、ふだんの食生活や生活環境だけではなく、人種や遺伝などの先天的な要素が色濃く影響を及ぼすため、後天的な働きかけによって劇的に体質を変えてしまうことは、難しいものです。
ただ、成長期は
・女子で小学校高学年～中学生ごろ
・男子で中学生～高校生ごろ
とされていますので、高校生だからといって全く見込みがないとは言い切れません。
今現在の年齢に関係なく、骨を丈夫にするためによいとされていることは、以下のようなことです。
目次
１．カルシウムの摂取量を増やすこと
牛乳や豆腐、小魚などの食品からカルシウムの摂取量を増やすことが大切です。
骨の源となるカルシウムを十分に蓄えることが、成長期に体を大きくする上でまずは大切です。
２．日々の運動量を増やすこと
いくらカルシウムを採っても、成長を促す取り組みを行わなければ骨は作られません。
そのため、歩く距離を増やしたり、全身を使うような適当なスポーツをしつつ、過剰なダイエットなどを行って必要以上に痩せないことが大切です。
また、いくら運動が体に良いといっても、激しすぎる運動はかえって体に負担をかけるだけになってしまいますので、からだの局部のみに負担をかけるウエイトリフティングなどより、フィットネスプールやスポーツなどの運動の方が好ましいです。
３．ホルモンの分泌を促す
ホルモンの分泌は夜間の就寝中に行われますので、まずは十分に睡眠をとることが必要です。
寝る子は育つという格言は、事実だということですね。
また、休みの日だけ一日中寝ているといった睡眠の仕方は意味がありません。
規則正しい生活を送ることが大切なので、早めに寝て、８時間程度で起きるといった生活習慣を身いつけることが、身長を伸ばす意味でも大切です。
これらの良い習慣を並行して行いつつ、その援護射撃としてセノビックを利用する分には、それなりの効果は見込めると言えるでしょう。
高校生という時期はは、身長だけでなく、体がつくられる仕上げの時期といってよいものです。
逆にいえば、身長を伸ばせる最後のチャンスだと言い換えることもできます。
ちなみに、もしも高校生がセノビックを飲用する場合は、ココア味やヨーグルト味ではなく、プロテインが配合されたバナナ味を選ぶとよいと思います。
そもそもプロテインは、筋肉増強剤として利用するものではなく、傷ついた筋肉を修復する性質を強く持った食品です。
運動をするから筋力が付くわけですが、その際に傷んだ筋肉を修復する役割を持っているのがプロテインとなりますので、運動量が多くなる高校生の場合は、プロテインの入ったバナナな味を利用するのが理にかなっているというわけですね。
