3DSのタッチパネルが反応しないときはアルコール消毒液と綿棒を使え!

衝動買いしてしまったニンテンドー3DSがあるんですが、家に帰ってみると、「タッチパネルが壊れたらしい」というのです。

3DSのタッチパネルが反応しない

「え、、先月買ったばっかなのに??」

とちょっと不機嫌になりつつ、

「落としたの?」

と聞いてみるも、特にそういったことがない様子。

amazonで中古でゲットした3DSのため、修理に出したとしても有償。

「ヘタしたら、もう一台買ったほうが安くなるかも知れんな・・・」

「ンモー」

「やっぱ新品買うべきだったのかしら・・・」

などと、ぶつぶついいながら3DSを触ってみると、たしかに全くタッチパネルは無反応。

そこで調べてみると、どうやら3DSのタッチパネル不良はよく起きるみたいで、

「3DS タッチパネル 反応しない」

といったキーワードでよく検索もされているようでした。

ところが、全くの無反応なのかというと、まれに反応するときもあることに気付きます。

そうすると、どうやら物理的な障害によるものではなさそう。

「液晶のキャリブレーションかもしれんな」

などとブツブツ言っていると、

「なんか知らんけど、直して」

のひとこと。

まぁそれは仕方ないとしまして、かつてレノボのタブレットPC A1というアンドロイドタブレットを購入したとき、タッチパネル系のキャリブレーションでさんざん面倒をかけられたので、今回もなんとなくキャリブレーションが怪しいのかと思い、作業を開始することに。

いろいろやっているうちに、うまく復旧させることができたので、そのときの方法やらチェック方法やらを残しておきたいと思います。

まず、タッチパネルが完全に死んでいるのか、それともゴミなどで不具合が起きているのかの切り分けなのですが、濡れたティッシュでタッチパネルをグルグル触ってみるといいと思います。

ただし、濡らすのは水ではなくって、いわゆるアルコール消毒液でです。

アルコール消毒液を使うのは、揮発性が高いからです。

水に弱い電子機器なので、テストとはいえ仮に水分を浸したティッシュで画面を触るので、できるかぎり早く乾燥するように配慮したものです。

そうすると、タッチパネル自体に問題ない場合は、何らかの反応があります。

物理的に壊れているときはアウトなのですが、何かしらの反応があるということは、ソフトウェア上の問題なのか、タッチパネルのうえ側の問題かのどちらかですが、いずれにしても自力で直る可能性が高くなります。

ということで、今度はタッチパネルのプッシュ位置の調整が悪いのか、それともゴミなどが挟まっているのかの問題になるのですが、どうやら3DSのタッチパネルはものすごくシビアなよう。

ほんのわずかなゴミでも挟まっていると、そこがずっとタッチされたままの状態になるらしく、正常に動作しなくなるようなのです。

具体的には、画面の端っこがずっとタッチされたままの状態になってしまっているので、画面中央付近でタッチしても何も反応を示さないように見えるのです。

液晶パネルとプラスティック部分(ハウジング部分)の間は、ほとんど隙間がないように見えて、意外と隙間があいています。

ここにほんの少しでも誇りがはさまっているだけで、そこがタッチされていると認識してしまうようなので、爪やプリペイトカードのような薄いカードを差し込んでホコリを掻き出してみます。

ティッシュクズのような小さなホコリでも、隙間に挟まっているとタッチしているという扱いになってしまうようなので、とりあえず手の届く範囲内だけでも掃除してみます。

こうしてみてみると、意外と隙間は大きくて、結構ゴミが侵入しがちだなと思います。

特に、うちではメインクーンという猫をかっているので、常々こうした毛ぼこりが発生しやすい環境にあるのですが、そのホコリが乗った画面をタッチペンで行ったり来たりするのですから、使うたびにゴミを隙間に押し込んでいる状態なのかもしれません。

というわけで、これでうまく復活させることができました。

あとは、念のために設定画面でタッチパネルのテストを行って、作業は完了です。

いやぁ、まさかこんな極小のチリがタッチパネルの認識の邪魔をしていたなんて、こどものおもちゃにしてはシビアすぎる気もしますが、修理に出すと最低でも3000円はかかるようなので、もしも濡れたティッシュで反応が見られる場合は、まずはパネル周辺のゴミを疑ってみるのがいいかもしれません。

ただし、くれぐれも自己責任でお願いします。

追伸
ティッシュやタオルでふきとろうとすると、どうしてもこまかいケバケバ(毛ボコリ)が残ってしまいます。

かといって、息を吹きかけると、こんどはツバが付いてしまい、

ふき取る⇒息を吹きかける⇒ふき取る⇒息を吹きかける・・・の無限ループになってしまいます。

そこで常備しておくとよいのが、キムワイプです。

なにかというと、毛ぼこりが一切出ないティッシュみたいなものです。

1箱に200枚入っていて、値段は150円~200円くらい。

ティッシュと同じく、紙の箱からさっと取り出して使うのですが、ティッシュペーパーと違って、紙くずがまったく出ない特殊な不織布なので、スマホの画面を拭いたり、液晶テレビの掃除などに最適です。

キムワイプ

もともとは、実験器具の清掃目的に作られたもので、研究室や理系の学生にはおなじみの製品なのですが、値段が安いことと、液晶類の掃除だけでなく、メガネ拭きに使ったり、ガラス面の掃除に使ったりと、色々と便利なため、アマゾンでもいつも上位にランクインしています。

化学の実験では、チリひとつ入っただけで実験結果が変わってしまうので、実験機器がシビアに管理されるのですが、そうした用途に耐えうるように特殊な加工がされているので、どれだけ丸めてもケバひとつ出ません。

業務用品の一種なので、スーパーなどでは買うことができませんが、ネットでは定番になっています。

本来の用途とは違う使い方ですが、家に液晶モノがひとつでもある場合は本当に便利なので、ぜったいに常備しておくほうがいいです。

キムワイプは液晶の掃除に最適

1個だけ買うと送料のせいで400円くらいかかってしまうので、どうせなら送料が無料になる6個入りを買っておくことをすすめます。あまりの使い勝手の良さに、たぶんすぐに使い切ります。

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日本製紙クレシア(NIPPON PAPER CRECIA)

あと、アルコール消毒液も、ちゃんとしたものを買わないと、本来のウイルス除去能力が劣るだけでなく、揮発性が低くてビチャビチャになってしまい、危機にダメージを与える可能性が増します。

わたしは『ヒビスコール』という、病院施設でも使われているものを使っていますが、インフルエンザ対策にもなりますので、もしこれから買うということであれば、ヒビスコールをおすすめします。

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