ここ最近キウイをよく食ってます。
朝食べるのが面倒くさいので、フルーツグラノーラなんかを食べていましたが、あれすら面倒くさくなってきたので食べ始めたのがフルーツなんですが、あまり食欲もないということでできるかぎりジューシーなフルーツでなおかつ皮をむく面倒さがないものとして「わしフェスティバル」で優勝したのがキウイフルーツ。
栄養満点なだけでなく、美肌効果や整腸効果もあるとして女性にも大人気ですが、切ってみたはいいけれど、まだ固くて酸っぱかったなんていう経験はないですかね。
食べごろとしては、握ったときにちょっと柔らかく感じられるくらいがちょうどいいとのことですが、かといって放っておいてもなかなか柔らかくならないときがあります。
そんなときに役立つのが、リンゴやバナナなどの果物なんですよ。
ビニール袋やジップロックを使って、バナナやリンゴといっしょにキウイを入れておくのです。すると、1日もしないうちにすっかりキウイが熟れ頃になっているんですね。
どうしてこのような効果があるのかといえば、バナナやリンゴから放出される「エチレン」という成分がキウイの熟成を促すことで、より早く、より柔らかく、より甘く変化するというわけです。
ちなみにエチレンは植物ホルモンの一種。植物が自分でつくりだして空気中に放出している気体です。ようは、光合成をする植物が二酸化炭素を吸って出す酸素のようなものですね。
このエチレンがキウイフルーツを甘く攻撃してくれるわけです。
そういえば、バナナは最初からビニール袋に入れて売られていることが多いですが、あれはバナナ自体のエチレンによって熟して美味しくさせる目的があってのことだと気が付きました。
いちばん簡単なのは、こんな風にバナナがはいっていたビニール袋のなかに、キウイフルーツを放り込んでおくことですね。
こうやって1日でも入れておけば、翌朝めっちゃ食べごろです。
スイカやメロンと同様、なかなか食べごろが分かりにくいキウイですが、バナナやリンゴも体に良いフルーツの代表格なので、一緒に食べるといいですから、ぜひそばに置いて美味しくキウイをいただきましょう。