幼児のしあげ磨きに特化したパナソニックの電動歯ブラシ、ポケットドルツ Kidsを買ってみました。
幼児の歯磨きは、こども自身がある程度自分で磨けるようになっても、どこまでちゃんと磨けているか心配ですよね(苦笑)
最初は口を開けさせて最初から最後まで保護者が磨いていましたけれど、慣れてくると、自分で歯磨きをしてくれるようになります。
でも、それでもやっぱりしあげ磨きは欠かせないようで、実際のところ、こどもの歯磨きの成否の90%は、保護者のしあげ磨きによるものなのだとか。
で、毎度のように仕上げ磨きに付き合っていたわけですが、知り合いの家に出かけてみると、なんだか見慣れない電動歯ブラシが。
パナソニックが携帯用の電動歯ブラシとしてリリースし、大ヒットとなったポケットドルツというシリーズがありますが、それの幼児版なのだとか。
こども自身が自分で使うものではなく、あくまでも仕上げ磨きように特化した電動歯ブラシです。
ただ単にキャップの部分がクマのデザインになっているという理由だけでこどもが欲しがったため、「仕方ねーなぁ」とアマゾンで注文してみたわけですが、届いてみると、「なんでもっと早く買っておかなかったのか」と後悔するほど便利でした。
というのは、ただ単にこども用に小さいブラシヘッドになっているだけというわけではなく、仕上げ磨きに適した設計になっていたからなのです。
もちろん基本的な性能は、ポケットドルツシリーズと同じ防水仕様。
単4電池を1本入れるだけの手軽さです。
ところが、この電動スイッチが2段階方式になっています。
一度だけスイッチを押すと、電動プラスライトが点灯。
もう一度スイッチを押すと、電動のままライトだけ消灯するという仕掛けになっているのです。
このライトが思いのほか明るく、あまり大きく口を開けてくれないこどもでも、口の中が十分みわたせるほどに明るいので、とても磨きやすいのです。
また、電動タイプなので、歯や歯茎の隙間にやさしく当てておくだけで十分に汚れを落とすことができるので、歯磨きを嫌がる子供でも結構スムーズに仕上げ磨きを終えることができます。
ついでに、ポケットドルツ KIDSの動画をとってみました。
本体の値段は、実売価格でだいたい3500円程度。
交換用のブラシは、ブラシ部分に電灯用のスリットがあるため、大人用のポケットドルツのものとは異なるものが必要ですが、それでも2つで400円くらいとお手頃なので、それほどランニングコストがかかるわけでもありません。
で、最初に買わされる気かっけとなったキャップのクマの部分ですが、実際に買ってみると、このスリットが水切りになっているわけで、なかなかうまいことできているものだなと実感です。
今回はやむを得ず仕方なく買わされたようなものでしたが、意外と使い勝手がよく、もっと早くに買っておけばよかったなぁと後悔しきり。
これはとってもおすすめですよ。
追伸:
虫歯になりやすい体質になるかどうかは、幼少期での歯磨きの仕方に大きく左右されます。
虫歯予防に良いとされているものに、フッ素のほか乳酸菌があります。プレーンヨーグルトを歯茎にすりこむことで、虫歯の予防作用があるとされていますが、善玉菌(BLIS M18)やオリゴ糖などの成分が配合された、こどもの歯磨き専用の歯磨き粉があります。
ウィステリア製薬が開発した「ブリアン」という歯磨き粉ですが、歯がツルツルになって歯垢がつきにくくなったり、虫歯菌の繁殖を抑える作用などがあることから、乳幼児のお母さんたちに爆発的に売れています。
こどもの虫歯の治療は、医療保険によって無料でできますが、無料だとはいえ歯にダメージがありますし、歯並びも会悪くなります。また、大人になったときに何度も虫歯になれば、いくらお金があっても足りません。
幼少期での歯磨きの仕方がその後の人生に大きく影響を及ぼすことを考えれば、幼少期の歯磨きこそ、コストはかけておくべきてはないかと思います。
虫歯菌を除去し、虫歯になりにくい口内環境をつくるためにも、ぜひブリアンをおすすめします。