今回は、パナソニックから発売されている、「ドルツ・ジェットウォッシャー 白 EW1250P-W」ってのを買ってみました。
口腔洗浄機って知ってますか?
ノズルから勢いよく水が噴射されて、歯と歯茎の間をビャーっと掃除するためのアイテムなんですが、なんとなくわかりますでしょうか。
歯医者さんに行くと、治療の前後に勢いよく水を噴射して口の中や歯の周りを掃除してくれますが、あれを自宅でできるようにするためのアイテムなんです。
歯医者さんによれば、糸ようじや、フロスはいいとしても、細い金属の周りにモールがついている歯間ブラシってのは、実はとても危険なのだとか。
というのは、特に歯間ブラシは極細の針金のようなものなので、不用意に歯茎を傷つけたり、歯のエナメル質を傷つけてしまいがち。
そうすると、かえって虫歯の原因になるだけじゃなく、歯槽膿漏や炎症の原因になってしまうのだそうです。
でも、あの歯間ブラシを使うと分かるのが、いかに歯垢や汚れがたまっているかということ。
ものすごく臭い、腐ったような臭いの白いニュルニュルしたものが取れますよね。
あれがまさに虫歯の原因となる酸がたっぷり含まれたバイ菌の巣窟で、ああいったものを水の力で掃除しうようというのが、こうした口腔洗浄機の役割なんです。
ソニッケアーのエアーフロスと迷ったのですが、ソニッケアーのほうは空気と水が「シュッ」「シュッ」と一発毎に発射されるタイプなので、ジェットウォッシャーのように勢いよく洗い流す感じのものではありません。
ソニッケアーのほうが手頃感はありますが、爽快感はぜんぜん感じられなかったので、ジェットウォッシャーを選んだのですが、大正解でした。
いつものように、購入先はアマゾン。
注文して翌日に到着。
プレミアム会員じゃないのですが、あいかわらず発送が速いです。
箱の外観はこんな感じ。
そういえば通販って、あんまり外箱をお目にかかる機会がないですが、載せてくれるといいののなといつも思います。
使い方は、この箱のイラストの通り。
歯と歯の間や、歯茎などに勢いよく噴射するだけの装置なんです。
いわば、口の中で使う高圧洗浄機、ケルヒャーみたいなもんですね。
使うのが水だけなので、成分が不明な怪しげな液体や薬剤を使うものより、安心です。
付属品は、ノズルが2本と、ノズル立て。
4本たてられるスペースがありますので、家族でノズルを分けたいときには、ノズルだけ買うってことです。
実際に使ってみたところ、これはめちゃめちゃいいです。
慣れるまでは水が飛び散って難しかったのですが、自宅で歯医者さんのあのジェット水流を味わえるのは爽快。
口の中から出てくる水の臭いことったらありません。
歯並びがよくない方なので、いかに歯カスや食べカスが詰まってるのかを実感しました。
それだけでなく、歯と歯茎の間に詰まっている、白い膿のような、臭い粘膜っぽいものも洗い流せるので、まちがいなく口臭は少なくなりますよね。
こどもの歯磨き対策にもとっても有効です。
自分でやりたがるので、慣れるまではそこらじゅうに水が飛び散っていましたが、いまではすっかり慣れたようで、うまく使えているようです。
まぁ、気持ちいいのと、楽しいのと両方で、ずいぶんと気に入って使っているようです。
動作の様子は、動画にしてみました。
もっとも、コンプレッサーで水を放出するので、小さいながらも動作音は結構うるさいです。
ちなみこっちは、カシオのZR200というスロー撮影ができるデジカメで撮影した映像です。
価格も7500円程度と、ちょっと高くは感じるかもしれませんが、歯医者にかかるとなるともっとかかっちゃうので、このくらいの投資ならいいかなと思ってます。