MZK-EX300N-EZ(PLANEXの無線LAN中継器)が非常に使える件について

MZK-EX300N-EZ

このブログでも紹介したPLANEXの1台3役の激安無線ルーター、FFP-PKR01ですが、部屋の構造上の問題なのか、どうしても一室だけ電波が届きにくい個所があったのです。おそらく、電子レンジや電話の子機が影響を及ぼしているのではないかと思うのですが、受信側のノートPCの無線LANアダプタをN規格のものに変えてもさして効果がなく、かといってPLCも利用できない環境だったため、半ばあきらめていたのですが、そこに登場したのがPLANEXの無線LAN中継器 MZK-EX300N-EZ。

無線LANの電波が届きにくいエリアに電波を安定供給するための中継器という位置づけなのですが、参考価格6,380円の製品にも関わらず、アマゾンのフラストレーションフリーパッケージで購入すれば、送料も無料で2980円という激安価格のため、早速購入してみました。

ちなみにフラストレーションフリーパッケージとは、アマゾンが独自に企画した「簡易包装シリーズ」のことで、箱が段ボール製でコンパクトになっており、その箱の上に直接送り状を貼るなどしてゴミが少なく、エコな取り組みでお買い得という優れモノのシリーズの総称です。

さて、このMZK-EX300N-EZは、先に発売されている大人気のFFP-PKR01と同じシリーズといっていい製品で、デザインやコンパクトさなどはもちろん、相性もバッチリで、当方の環境の場合はすぐに接続が完了しました。

具体的には、FFP-PKR01側のWPS機能がそのまま利用できるので、あっという間にリンクが完了。
リンクさえ確立してしまえば、MZK-EX300N-EZ本体だけをどこにでも持っていけるので、電波が弱くなりがちな部屋のPCと、親機のFFP-PKR01の中間くらいにおいておくだけというシンプルさです。

もちろんコンセントは必要ですが、携帯電話やPHSのキャリアが貸してくれる「電波中継機」みたいなものをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

当方の場合、接続リンクがたびたび切れてしまうほど電波状況が悪かったPCが、常に強接続になったことで、当然ネットへの接続速度も10倍以上に向上し、有線LANで接続しているデスクトップマシンとほとんど大差のない速度まで接続速度を向上させることができました。

もともとFFP-PKR01は、スループットが300MBという高速仕様であることと、電波のn規格に対応しているため、電波強度がgやbに比べると強いものではあったのですが、このMZK-EX300N-EZを間に噛ませることによって、n規格の電波強度と速度が十分に引き出される結果となり、ネットへの接続環境が劇的に改善されたことはうれしい誤算でした。

ただし、アマゾンのレビューにもある通り、説明書が不親切だという声もありますが、決して初心者向けの商品ではありません。

他社のルーターでも利用できますし、WPSですんなりとリンクが確立できた場合はいいのですが、そうでなかった場合はIPアドレスなどネットワークの基本的な知識がなければ、何が原因で「使える状態」になっていないのかがわからず、結局使わずしまいになってしまうと思います。

もし今の電波強度が弱く、改善したいと思っているものの、ネットワーク機器類にあまり詳しくない方は、ロジテックから発売されている超強力な電波強度を持つルーター、つまり親機そのものを買い替えた方が早いと思います。

とはいえ、初心者向けではないものの、FFP-PKR01(MZK-MF300N)との相性が抜群で、価格も2980円と激安、おまけに効果も非常に高い製品となっていますので、部屋に死角があって電波が届きにくくて困っている方には超おすすめです。

FFP-PKR01(MZK-MF300N)を持っている方は、ぜひセットで購入されるとよいと思います。
これだけの強固な接続環境を、FFP-PKR01(MZK-MF300N)とのセットで6000円弱で手に入れられるのは非常に嬉しいです。

追伸:
後継機種がリリースされました。よりコンパクト&強力になって再リリースです。

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