4000円強で買えるSSD、ADATAのAS396S-30GM-Cよりも安い、シリコンパワーのSSD、SP032GBSSDE20S25

増設用メモリでも有名なメーカー、ADATAから、低価格のSSDがリリースされました。

SSDというと、その超高速な読み書きが魅力ですが、まだまだ高価な存在で、庶民にとってはぜいたく品の類。

しかし、一度でもその高速アクセスを体験してしまったら、もうハードディスクの読み書きでは耐えられなくなってしまうという憧れの記憶媒体です。

特に、起動ディスクとしてSSDを使うと、まるでスタンバイモードから起動させたのかと勘違いしてしまうほど、劇的に起動時間が短縮されるだけでなく、インストールしたアプリケーションの起動が信じられないくらいに速くなります。

ハードディスクと全く同じように扱うことができるため、特にSSDであることを意識することなく交換作業が可能なことからも、自作ファンやノートPCユーザーの間では非常に人気のあるパソコン周辺機器のひとつです。

価格がこなれてきたとはいえ、2TBのハードディスクが1万円以下で購入できるなか、わずか80GBで15000円近い価格は、なかなか手が出せるパーツではありませんでした。

そんなSSDですが、今回ADATAからリリースされたAS396S-30GM-CというSSDは、容量は30GBと少ないながら、実売価格は4000円強とSSDの割にはお手頃な値段。

AS396S-30GM-C

容量が少ないため、これ一台だけですべての保存領域をまかなうの心もとないのですが、起動ディスク&必要最低限のアプリケーションのみ入れるドライブとして割り切って使ったり、動画や画像編集のキャッシュ用ディスクとして使うなど、使い方次第ではいろいろと楽しめる一台になりそうです。

インターフェイスはSATA II、データ転送速度は3Gbps。最大読込280MB/s、最大書込250MB/sの高速性能。

2.5インチから3.5インチに変換できるブラケットも付いているので、デスクトップ派でもすぐに導入が可能なところがうれしいです。

取り扱っているお店はまだ少ないですが、自作系のPCショップなどではすでに人気を呼んでいるようです。

ただ、このAS396S-30GM-Cよりも、さらにお値打ちなSSDがあります。

それが、シリコンパワーのSP032GBSSDE20S25という機種。

読込最大 250MB/s、書込最大 230MB/sと、AS396S-30GM-Cよりも若干転送速度は劣りますが、32GBで4000円以下という価格は、断然お買い得感があります。

こちらも大変人気のドライブのようなので、SSDへの換装を考えている方は、要チェックです。

ちなみに、ドスパラなどの有名PCショップでは3880円で販売していましたが、店頭に買いに行ける方以外は送料がかかってしまうため、アマゾンで買うほうが安くつくと思います。

お手頃価格で爆速環境を手に入れたい、SSDに初チャレンジする方にもおすすめのドライブです。

ちなみに、おすすめの使い方としては、低要領のSSDを起動ドライブとして使い、必要最低限のアプリケーションだけをインストール。メインのファイルストレージは、取り外したHDDでまかなうという方法。

高速起動・高速シャットダウン・高速レスポンスの恩恵を受けつつ、大容量ストレージはコストの安いHDDと、適材適所の使い方がベストだと思います。

わたしは、同機種の64GBのSSDを購入しました。

というのは、64GBのタイプでもアマゾンで6904円と、32GBとの差額が3000円足らずだったからなのですが、アマゾンに掲載されている商品パッケージと、実際に送られてきた商品の外装が違ったので、一瞬だけあせりました。

どうやらシールが変わっただけのようです。

32GBだと少々不安が残るという方でも、64GBあれば、Windows7をインストールして、オフィス系のソフトなどをひととおりインストールした後でも、まだかなり余裕がありますので、ノートPCの方にも十分におすすめできます。

体感速度が目に見えて変わりますので、メモリの増設でイマイチ効果が感じられなかった方でも、満足度の高い買い物になると思います。

プチフリーズ現象もなく、不具合やトラブルもありませんでしたので、当たりのドライブさえ購入できれば、かなり幸せになれるんじゃないかと思います。

追伸1:
64GBのタイプが5980円に値下がりしてました。こりゃ間違いなく買いです(笑)

追伸2:
実際に換装してみたノートパソコンの映像です。かなりの爆速っぷりです。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事