子機を増設したかったら、新品の子機だけを買うより、子機付きの本体を買った方がお得というお話です。
子機が2台付いているパナソニックの固定電話(ファックス)を購入したものの、子機をさらに増設したいと思いました。
そこでネットで販売価格を調べてみると、定価でだいたい1万円~1万5千円程度。
バカ正直に子機だけ買おうとすると、一番安いものでも1万円以上するのに、子機が1つだけ付いているコードレスホン本体だと、6000円前後で売られているという矛盾があります。
このコードレスホンの子機は、機種によっていろいろな種類がありますが、ほとんどの子機がどの親機ともペアリングさせることができるため、子機だけを買い増すよりも、増設に対応している子機が付いているコードレスホン本体を購入した方が、ずいぶん安く子機を手に入れることができます。
おまけに、余った親機は未使用品としてオークションなりリサイクルショップなどで引き取ってもらうことで、実質ほとんどタダみたいな値段で子機をゲットできる事になります。
ほかのメーカーの電話でも同じようなことができるのかもしれませんが、数が出回っているパナソニックのシリーズはコードレスホンの価格もこなれており、格安で入手しやすい環境にあります。
必要なものをひとつだけ購入するよりも、必要でないものも付いているものを買った方が安くなるとは、なんだか勿体感じもしますが、ノートパソコンでも液晶テレビでも、「数が出る方が安くなる」という原理原則に基づいていますね。
19インチ程度の液晶テレビよりも、32型や37型の液晶テレビの方がよく売れているため、性能もインチ数も高い大画面液晶テレビの方が、小型の製品よりも安く売られているという、なんとも理解しがたい状況になっていますが、さすがはわたしたちは資本主義社会に生きているのだと思いますね。