買い物はネットで通販がメインでも、家電量販店のウィンドウショッピングも好きだという方は多いと思います。
ポイントがたまることもあって、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機の3強が他チェーンを圧倒していますが、わたしはヤマダ電機派で、もっぱら買い物はヤマダ電機で済ませています。
ネットと店舗のポイントを相互に利用できる点も役立っていることと、田舎なもので車で出かけられる&大きな駐車場がある郊外店となると、実質これしか選択肢がないということも理由のひとつです。
さて、そんなヤマダ電機ですが、店舗がある分、ネット専業でやっているショップよりも価格が高いのは、ある意味仕方がないと思うのですが、なんと、ネット上でも最低価格保証制度を実施するというから驚きです。
安心価格制度という名前が付けられていますが、その中身は
同一商品が他店で当店より安い価格で販売されている場合に、同一価格相当までのポイント進呈を行うと同時に、更にプラス1%のポイント進呈
というものです。
「あの店がいくらで売ってたから安くしてよ」という価格交渉は、リアル店舗ではよくあることですし、ヤマダ電機も積極的に「最低価格を保証します」というキャンペーンをやっています。
実際に、近隣の家電量販店の価格が記載されたチラシをもっていったり、他店で見積もりをもらってくると、その価格より、気持ち程度は安くしてくれるのを経験していますが、そうした値引き交渉がネット上でもできるという点に驚きました。
交渉の仕方も手軽で、たとえば、ダイニチから発売されている業務用石油ファンヒーターに、木造44畳/コンクリート61畳まで対応しているFM194F-という機種がありますが、ヤマダ電機での価格は56400円。まぁ、これでも十分に安いのですが、この店よりも安い店があった場合は、「安心価格保証はこちら」をクリックすると、価格交渉用のチャットウィンドウが立ち上がり、そこから申し出れば、さらに値引いてもらえる可能性があるというもの。
家電量販店のネット通販も、ついにここまで来たかと思わざるを得ません。
もちろん、どんな状況でも価格ダウンに応じてもらえるかというと、そういうわけではなく、ヤマダ電機があらかじめ決めているベンチマーク対象しか、価格交渉の材料には出来ない仕組みですが、自作自演で安く提示したり、一時的なキャンペーン価格などの場合もあるため、これはこれで合理的な仕組みなのかもしれません。
とはいえ、ここまでやる必要はあるのか?と心配になってしまう程の価格競争ですが、消費者にとってはありがたいことに違いなく、いつも買っているお店で買えることは、価格以上の安心感があるものですが、本当に驚きですね。
ちなみに、価格交渉は、ログインしている状況でなければならないので、事前に会員登録をしておく必要がありますが、ついでにリアル店舗とネット店舗のポイント共通化作業を済ませておくと、今後もいろいろと便利になるだろうと思いますので、これから大きな買い物をする予定の方は、とりあえず会員登録だけでもしておくと、いろいろとはかどるかもしれませんね。