ブラザーが販売しているA4のカラーレーザープリンター、HL-4570CDWを気に入って使っています。
無線LAN経由で印刷できるので置き場所に困らないし、画面こそ小さいもののほとんどの操作は本体パネルだけでもできるし、ランニングコストもそこそこ安いしで、ほとんど不満がない状態で使い始めて半年ほど経ちました。
こうしたレーザープリンターは、本体の値段だけで選ぶとトナーのランニングコストが高くついたり、感光体の消耗がやたら激しかったりと、事前に情報収集をしたつもりでも意外と当たり外れがあるものなのですが、さすがはブラザーらしく使い勝手もコスト面も非常に優秀で、かなり重宝しています。
画質も非常に繊細で細かく、同じ時期に購入したエプソンのA3レーザープリンターのLP-S600よりも、はるかに印刷クオリティが高いと感じています。
カラーレーザーといえば、互換トナーやリサイクルトナーを使うことでランニングコストを下げることは得行われていますが、このHL-4570CDWが優れている点のひとつに、純正トナーが割と安いことが挙げられます。
たとえば、シアンのトナーカートリッジTN-390Cは、1500枚の印刷枚数ですが、定価で7500円。トナーカートリッジ TN-390BK(ブラック)にいたっては、同じく1500枚の印刷枚数で6300円と、非常に安価に販売されています。
大容量インクのTN-395というシリーズも、3500枚の印刷枚数で12495円、ブラックの大容量トナーTN-395BKにいたっては、4000枚の印刷枚数で8085円と、消耗品のランニングコストが非常によいのです。
実際、アマゾンなどで販売されている実売価格を見ると、ブラックのトナーは大容量タイプでも6000円で販売されていますし、シアン、マゼンダ、イエロのカラートナーも、大容量タイプで9188円とかなりお値打ち。しかも、アマゾンからの直売で送料がかかることもなく、在庫も豊富ときていますので、トナーが安く手に入る安心感もあります。
リサイクルトナーが存在しない機種もランニングコストが高く付きがちですが、リサイクルトナーが存在する機種であっても、品質やトナーの容量などは本当にマチマチで、純正トナーとの印刷比較を行うと、色味の違いどころか、最初から変色して出力されてしまうようなものも結構な確率で出回っているため、できれば純正トナーが安い機種を選ぶ方が無難かもしれないと最近感じています。
そうした点でも、このHL-4570CDWは非常におすすめできる機種なので、もしA4のカラーレーザーを探しているのであれば、ぜひ候補に入れてみてほしい機種です。
実際に設置してみると分かりますが、立ち上がりも非常に早く、設置スペースが小さいことも特長で、ソリッドな四角いコンパクトな形なので、限られたスペースでも無理なく置くことができる点も優秀です。
両面印刷や面付け機能、250枚の大容量給紙トレイなど、標準機能も充実しており、モノクロなら毎分28枚/分というスピード。
カラーのイラスト画像が多数掲載されたカラー原稿を出力することが多いのですが、カラーであっても3~4秒に1枚のペースで出力してくれるので、短時間に大量の印刷物を出力しなければならないときでも、非常に助かっています。
アマゾンでのレビューでは、なかなか厳しい意見も見られますが、写真の印刷をヘビーに行うでもない限りは、十分役立ってくれる機種ではないかと思っています。