AUから発売されているキッズ向けの携帯電話、マモリーノ2。
こどもの居場所を知る手段として用意されている手段が、安心ナビ、ココセコム、移動経路通知の3種類があることは以前の記事でも記載しました。
ただ、安心ナビは、保護者側がAUのユーザーであることが前提で、かつ月額315円がかかります。
おまけに、AUユーザーであっても、iphoneユーザーは利用できません。
かといって、ココセコムは1回の通知のたびに100円かかります。
その点、移動経路通知の機能は、保護者側がAUのユーザーでなくても利用可能。
メールが送受信できる環境と、ブラウザさえ軌道できれば事足りるので、親側がスマートフォンでも、PCでも、iphoneでも、タブレットPCでもOKな点が優れています。
また、マモリーノ2側も、位置情報をメール送信するときのパケット代しかかからないため、月額費用を気にすることなく、比較的安価に利用することができます。
事前の設定こそ面倒ですが、位置情報サービスをたまにしか使うことがない場合は、移動経路通知の機能を使った方が、はるかに安上がりです。
が、移動経路通知を使うと、パケット代はいくらくらいかかるのでしょうか?
実際に試してみましたので、ご紹介してみたいと思います。
移動経路通知は、マモリーノ2側に登録されているメールアドレスから、「通知開始」という件名のメールを送ることで発動します。
メールを受け取ったマモリーノ2は、自分の位置をGPSで取得し、地図情報が記載されたURLを自動的にメール返信します。
これにて、現在の居場所がわかるという仕組みですが、「移動経路通知」は、その言葉が表しているとおり、「移動経路」を通知する機能です。
そのため、「通知終了」のメールを送ることで、マモリーノ2側の通知機能をオフにしてやらないと、5分おきに位置情報を送信してきます。
でも、移動経路通知機能を使ったときのパケット代って、いくらくらいかかるのでしょうか?
当方は、マモリーノ2の契約を、プランZシンプルの学割で利用しています。
パケット定額サービスは加入していないので、使った分だけ請求される従量課金形式での契約ですが、移動経路通知は2回使いました。
それ以外のメールは一切行っていないので、下記が正味の料金となります。
パケット代は、35円。
内訳を見てみると・・・
Eメール通信料が13円。
EZweb等通信料が22円となっています。
移動系る通知の機能を2回使って35円なので、一回当たりは18円程度ということになります。
それほど頻繁に使う機能ではないので、この程度の金額であれば、やはりパケット定額サービスには加入しなくてもよいだろうと思います。
ただし、「通知開始」を行って、位置情報の確認ができたら、すぐに「通知終了」を行っておかないと、5分毎に20円程度かかることになります。
すると、1時間当たりで480円。24時間なら11520円。
うっかり忘れて、通知しっぱなしの状態になると、パケ死する可能性が大です。
安心ナビやココセコムに比べると、ずいぶんお値打ちに位置情報サービスが使える機能ではありますが、くれぐれもうっかり忘れをしないように気をつけたいと思います。