今回は、富士通のスマートフォン『F-03D Girls'』を買ってみました。
なぜに今更こんな不人気機種を買ったのかというと、ちょっと特殊な用途に使おうと思ったからです。
というのは、こどもがミュージックプレーヤーが欲しいということになり、いまさらながらMP3プレーヤーなどを買おうとしたのですが、それならばスマートフォンのアプリで代用すれば、動画プレーヤーにもなるし、ちょっとしたゲームにも使えるだろうということで、プレーヤー専用機として購入したのです。
ということで、スペックはそれなりでよいので、とにかく安いスマートフォンを探してみたところ、この『F-03D Girls'』が浮上。
なんでも、人気雑誌、Popteenとのコラボレーションモデルとのことらしく、デザインもちょっと子供向け。
ホームボタンがリボンのデザインになっていたり、着せ替えカバーが付属していたりと、女の子心をくすぐる仕様になってます。
スペックが中途半端ということで、大人には不人気機種なのですが、それゆえに白ロムで5000円以下で購入することができました。
いつも購入するショップは、もっぱらムスビーかドスパラ中古のいずれかなのですが、移り変わりの激しい世界なので、どちらも5000円未満で売られていました。
スペック的には、超がつくほどにローエンド。
OSはAndroid 2.3で、シングルコアの平凡なスペックですが、RAM:512MB、ROM:1GBと内部メモリが少なく、あまり多くのアプリをインストールすることができません。
でも、これがちょうどよいのです。
SIMカードさえ抜いておけば、Wi-Fi専用機として使えます。さらに、そのWi-Fiも設定さえナイショにしておけば、不用意にネットに接続することもありません。
保護者の目の届く範囲内でしかネットにつながらない状態にしておけるので、むしろ安心なのではないかと思います。
ちなみにこの『F-03D Girls'』のSIMカードは、通常サイズのSIMカードでもなく、最近主流のマイクロSIMでもなく、ミニSIM。
SIMカードの種類すらもまさに中途半端全開なのですが、IIJmioで複数契約しているSIMカードもミニSIMはレンタルしておらず、SIMカードを差したくても差せません(苦笑)
もっとも、これだけローエンドのモデルだと、SIMカードを入れて使う気にもなりませんが、こどものおもちゃ用スマートフォンとしては十分です。
あと、地味に楽しそうなのが、落書きモード。
付属アプリの一種ですが、付属のタッチペンで写真にデコレーションができるらしく、こどものおもちゃとしては楽しいみたいです。
また、生意気なことに(笑)、無接点充電機能があるんです。
これは、本体をケーブルで接続しなくても、専用の充電台の上に置くだけで充電されるというもので、ちょっと驚きました。
ということで、MP3プレーヤーなどのメディアプレーヤーを買うくらいだったら、こういった枯れた白ロムのスマホで代用するのもなかなかおすすめですよ。
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