先月初めに、4万円以下で買える激安の高性能ノートパソコン 神機種ベスト3という記事を書きましたが、そのときに紹介したレノボのノートは2万円台に値下がりした模様です。
同じく、大人気となっていたASUSのK53TA-SX0A6は、市場の在庫がなくなりつつあるようで、今現在は強気な高値をつけているショップしか残っていないようで、一時期の人気が落ち着き始めたようです。この機種、本当にいいノートPCでした。
そうした状況で、コスパ最強のマシンとして現在、話題になりつつあるのが、Aspire AS5750 AS5750-A54C/K。
Aspireは、アスパイアとよびます。
このAspireに限らず、海外のノートPCは、同じような型番で複数のラインナップが存在するため、とっても分かりにくいですよね。
同じベースでも、メモリやCPUなどの違いによって、いちいち違うモデル名が付けられているため、デルやHPの機種のように、どれがどの機種なのかが分かりにくいです。
恐らく、BTOをやらないため、それぞれにモデルナンバーを付与しておかなければ管理が大変なのだからだと思いますが、それにしてもいっぱいあり過ぎて難しいです。
でもでも、それゆえにおいしい掘り出し物があるものなんですよ。
今回のAS5750も、型番が少し違うラインナップが大量に存在しますが、もっともコストパフォーマンスがよいAS5750-A54C/Kは、実売価格が39800と、4万円を切る価格で発売されており、カカクコムなどのレビューサイトでも軒並み満点をつけられる好評価の機種。
「このスペックでこの価格だったら、絶対に買って損はしないと思う。」
「この価格でこのスペックはすごい」
「コストパフォーマンスに優れた商品!」
など、絶賛の嵐です。
スペックを見てみると、確かに納得。
液晶サイズは15.6インチのワイド画面で、解像度は1366x768と標準的なもの。
CPUはcore i5 2430Mで2.4GHzと、上位CPUを積んだデスクトップマシンにも引けを取らない仕様。
ハードディスクは内臓320GBですが、たいていの場合は外付けHDを用意することになるでしょうから、内部にデータをため込みすぎない、必要十分な程よい容量といえます。
メモリも最初から4GBを積んでいるので、当面は増設の必要もありません。
ギガベースの有線LANに、無線LANも標準搭載。
光学ドライブは、DVDの書き込みにも対応している「DVD±R/±RW/RAM」タイプ。
ほかに、WebカメラやHDMI端子も装備されているので、あとで必要となるものがないという、オールインワンタイプのノートPCです。
この記事を書いている最中もアマゾンでの在庫は無くなりつつあり、いまのところ42000円台で販売されている様子。
クリスマスシーズン、ボーナスシーズンで、非常によく売れている様子ですね。
これは、久々に名機の予感です。
インターネットで激安のノートパソコンを探していると、「3万円以下で買える激安機種」などの記事を見かけることもあるかと思いますが、「そのスペックなら、3万円でも別に安くないよ」といったモデルがあるものです。
特にパソコンはCPUやメモリなど、色々なパーツで構成されていますので、どの程度を最低ラインとするかで、お値打ち度合いがずいぶんと変わってくるのです。
たとえば、2万円台で売られているノートパソコンがあるとしても、メモリが1GBだったり、CPUがAtomだったりすると、「それだと、ネットブックのデカい版じゃないか」ということで、たとえ24800円でもあっても、あまりお得だとは思えないのです。
特にノートPCは、後からCPUを入れ替えるなどの増設が難しいので、値段だけでお買い得かどうかを判断すると、全然お得でもなんでもなかったということになりかねません。(それでも、数年前のノートパソコン市場からすると、それでも十分に安いと思える金額なのですが・・・)
そうしたなか、このAS5750-A54C/Kは、文句なしのコストパフォーマンスを誇る、久々のお値打ち機種となっていますので、年末にノートパソコンをゲットしようとしている方は、要チェックといえそうです。
ただし、Aspireにしても、Acerにしても、サポートに関しては評判が非常に悪いです。
初期不良と思われるようなトラブルであっても、有償での修理扱いになったり、保証対象外になることがあるようなので、やはり玄人向けのメーカーといえそうです。
ハズレの筐体を購入してしまったときは残念なことになりそうですが、コストパフォーマンスの良さでは国内メーカーを凌駕しているので、「安くて早いパソコン」を求めている場合には、いい選択肢になるかもしれませんね。