セノビックの単体ヨーグルトはおすすめできない?


成長期向けの栄養補助食品として絶大な支持を受けるセノビック。

わたしももう5年以上の付き合いがありますが、ちょっと珍しい新製品が登場しました。

それが、2016年9月からオハヨー乳業とコラボレーションした『成長期応援ヨーグルト セノビック®』というもの。

セノビックのヨーグルト味ではありません。

ヨーグルトのセノビックなんです(苦笑)

じつはこれ、ロート製薬の製品ではありません。

製造元は、オハヨー乳業株式会社というメーカー。

セノビックからライセンス提供を受けて販売を開始したようですが、セノビックと同等の栄養素が含まれています。

価格はオープンプライスなので、定価が決まっているわけではありませんが、近所のスーパーでは実売価格が4個入りで240円でした。

セノビックのヨーグルト

いままで通販でしか購入できなかったセノビックが、いよいよ店頭でも購入できるようになったのかと思いきや、どうやらそうでもないようです。

わたしもさっそく買って来たのですが、よくよく考えるとちょっと割高なような気がするんです(汗)

お店や地域によって値段は若干変わると思いますが、わたしが見かけたお店では4個入りで240円ということで、1個あたり60円。

1日の摂取量として推奨されている分量(2つ)を食べると120円ですよね。

一方の本家セノビックは、28杯分で1080円なので、1杯当たり45円。こちらも2杯飲むことが前提とされているので、1日あたりだと90円になります。

さほど大きな違いではないのですが、問題は栄養成分。

本家セノビックと、セノビックヨーグルトを比較すると、以下のような感じです。

栄養素 セノビック+牛乳(1日に2杯) セノビックのヨーグルト(1日に2個)
エネルギー 78kcal 138kcal
タンパク質 1.5g 6.6g
脂質 0.6g 3.3g
炭水化物 17g 20.4g
食塩 17-170mg 0.22g
カルシウム 260mg 420mg
鉄分 6.0mg 6.0mg
ビタミンD 2.8μg 3.0μg
ボーンペップ 100mg 100mg
オリゴミル あり 記載なし
ビタミンC 57mg 記載なし
ビタミンE 5mg 記載なし
ビタミンB1 0.71mg 記載なし
ビタミンB2 0.34mg 記載なし

カルシウムやビタミンD、ボーンペップは通常のセノビックとほぼ同等のスコアなのですが、補いきれない栄養素がいくつかあるようです。

じつは、ヨーグルトにもいろいろと種類があって、生きたまま腸に届くなどのふれこみがされているのが、プロバイオティクスに対応したもの。

プロバイオティクスの成り立ちや役割については、こちらのページにも詳しく掲載していますが、パッケージ内容をみるかぎりは、プロバイオティクスに対応したヨーグルトではなさそうなので、正直いってちょっと割高に感じられます。

よって、もしセノビックを試してみたいと思われている場合は、本家のセノビックを利用しつつ、プロバイオディクス(生きたまま腸に届いて機能する製品)に対応したヨーグルト(たとえば明治のR1)などを食べさせた方がいいのではないかと思います。

セノビックの公式ショッピングサイトはこちら

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