洗濯機の給水栓(蛇口)を交換する方法

洗濯機の上に付いている給水用の蛇口を自分で交換してみました。

写真のの部分ですが、これを給水栓(きゅうすいせん)とよぶそうです。

洗濯機の給水栓を自分で交換する

けっこう老朽化しているようで、壁を伝って水が漏れているように感じられたので、一度取り外して調節してみようと思ったのですが、この機会にホースが外れると自動的に給水がストップするタイプに取り換えてみようと思いました。

ためしに床下から覗いてみると、なんだかいつも湿っているような感じ。

ということで、今回交換用に選んだのは、TOTOから発売されている緊急止水弁付洗濯機用水栓という商品。

TOTO 洗濯機用 緊急止水弁付横水栓 TW11R

アマゾンで調べてみても、ベストセラー1位になっているようで、定番商品っぽいです。

amazon1

実売価格は3000円ほどですが、リフォーム屋さんに頼むと工賃+部材の代金で、やっぱり2~3万円程度はかかってしまうらしいので、自分で取り換えてしまえば安くつくだろうと思って、ちょっとDIYをやってみました。

もともとついていた蛇口は、蛇口をひねるタイプ。

motomoto

なおかつ普通の水道蛇口の格好をしているので、洗濯機の給水ホースを取り付けるときにも面倒でした。

古いタイプの給水栓

今回購入した「ピタットくん」という洗濯機の給水栓専用の蛇口は、洗濯機の給水ホースを押し込むだけで取り付けができるタイプです。

atarasii

いわば、都市ガスのガスコンセントみたいな感じなのですが、給水栓も新しくなるし、給水ホースの取り付けも楽になるし、もしも外れてしまっても自動的に緊急止水機能があるしで、なかなかいい選択じゃないかと思っております。

で、さっそくとりつけ開始ですが、まずは宅内の給水を止めておかなければなりませんので、止水弁を回して水を止めます。

sisuiben

洗面台やトイレを流してみて、しっかり水が止まっていることを確認できたら、まずは古い蛇口の取り外し。

kakunin

雑巾を下に敷いておいて、左に回します。

torihazusi

ところが、これがめちゃめちゃ固く、けっきょく最後は金づちでコンコンしながら回しました。

konkon

中には水が残っているので、雑巾で抑えつつ、バケツであふれた水を受け止めます。

で、古い蛇口を完全に取り外すと、こんな感じ。

suidou

別にどこがどう痛んでるってわけじゃないですが、取り外した古い蛇口は、こんなです。

kyuu

まずは蛇口の掃除。管の中に残ったシーリングテープを歯ブラシやら雑巾でできるかぎり取り除きます。

gomi

この作業をおろそかにすると、ここから水が漏れてきてしまって、何をやってるのかわからなくなっちゃいます。

で、今度は新しい給水栓にシーリングテープを巻きつけます。

ネジの部分全体をおおうように、巻きつけていきます。

sealing

ちなみにこのシーリングテープはホームセンターなどでも必ず売っている定番アイテムで、200円くらいで買えます。水道系の修理には絶対に必要になりますので、持っておいて損はないと思います。

さて、シールを巻きつけた後は、水道管に取り付けます。といっても、ネジ式になっているので、ぐるぐる回していくだけで終わりです。

ちょうど下を向くようにグイグイ力をいれて回していけば完成。

kansei

古い給水栓を取り外すのに時間がかかりましたが、それ以外はかんたんで、ものの10分もしないうちにできます。

もしも給水ホースが外れてしまっても、自動的にストップしてくれるので、外出中でも安心ですね。

ということで、DIY初心者でも2時間もあればできると思いますので、古い給水栓を使っている方は、洗濯機を買い換えるタイミングで交換してみてはいかがでしょうか。

リフォーム会社に頼むなら、一括見積をしないと損する可能性が大きい

今回は蛇口の交換作業程度だったので、自力で無理やりやってしまったのですが、せっかく蛇口があたらしくなったのなら、洗濯パンの交換もしたくなったのです。

洗濯パンというのは、洗濯機を置くためのプラスティックの敷居みたいなやつです。

ドラム式の洗濯機を買ったのですが、旧型の洗濯パンのままだったので、パンのなかに収まらず。

そのため、発泡スチロールのブロックを四隅に配置して設置していたのですが、どうしても振動が大きく、とくに脱水の時の音が大きすぎて怖いくらいだったのです。

そのうち、ズレて傾いて倒れくるんじゃないかと。。。

それで、この際に洗濯パンを、ドラム式洗濯機に対応した新しいものに変えたいと思っていたのです。

わたしはこれまでに、お風呂(ユニットバス全体)、キッチン全体、フローリングの全面張り替え、絨毯の部屋からフローリングへの張り替え、洗面台の交換、壁紙の全面張り替え、ビルトインガステーブルの入れ替え、給湯器の交換、クローゼットの扉の交換、畳の入れ替え、ベランダの防水コーティング、クッションフロアの貼り換え、間接照明器具の入れ替えなどなど、家の中のほぼすべての個所をリフォームしているのですが、そのときに役立ったのが一括で見積もりをしてくれるサービスの存在でした。

リフォームの一括見積サービスとは、自分がやりたいと思っているリフォーム内容を伝えると、自分が住んでいる場所の商圏にあるリフォーム会社から

「うちはこの内容を、これくらいの金額でできます」

という提案をしてくれるサービスなんです。

一括見積りの何がいいかというと、相場とチェックポイントを把握できる点です。

一社に見積もりをお願いしただけだと、

「本当にそんなにかかるのかな?」

という不安を持つことがあったりしますが、逆に値段が安くても、

「え、そんなに安いって、なんかおかしくないか?
「何か重要なことを伝え忘れてて、変な工事にならないのかな?」

なんて、かえって心配になったりすることもあります。

でも、これが3社も見積もりを取ってみれば、どの部分に差があって、価格差が生まれているのかがよく分かるんですよね。

ただ、リフォームは普通の買い物と違って、値段が安けりゃいいってものでも、ないのです。

安い工事は安いなりの理由があるわけですが、じつは理由がないこともあるんです。

というのは、会社のなかに職人さんがいて、その会社が直受けでやってくれる場合は安いのですが、工事の度に職人さんを呼んできて派遣するみたいな小さな会社の場合は、その分値段が高いわけです。

その店がよく扱っているメーカーだと安く建材が仕入れられるという事情もありますし、その工事に精通している職人さんを抱えているお店だと、工期が早く終わったりすることもあります。

そうすると、やってもらう工事内容は同じなのに、値段がぜんぜん違ってくるのです。

逆に、値段は安くても、ダメダメなリフォーム会社に頼んでしまうと、どうしようもなくド下手な職人をあてがわれたりすることもあります。

うちは最初、本当にエラいめにあったので、今では値段だけで選んだら本当に危険だと思ってます。

不動産屋が連れてきたリフォーム会社(というか、ひとり親方の会社)の工事が、まぁド下手すぎて、素人のわたしがみても「アンタ、ド素人なんか!」と怒り狂うくらいひどい工事をされて、関わるのに嫌気がさしてしまい、お金だけ払って工事をやめてもらったことがあるんです。

貼ったばかりのフローリングに金づちを落として凹ませる。
フローリングを歩くとペチペチ音がする。
接着剤が隙間からしみだして変色させる。
貼った壁紙がブヨブヨ。
挙句の果てに、ホームセンターで買って来た修復キットみたいなものでごまかそうとする。

・・・などなど、本当にストレスで気が狂うかと思いましたよ。

それから何年か経って、初めてリフォームをしたときは、リフォームのことも相場もよく分からず、相見積をすることなく依頼したのですが、リフォームという買い物に慣れてきた後半からは、仮に「いつもの会社にやってもらおう」と思っていたとしても、かならず一括見積もりで打診してから、自分なりに相場やチェックポイントを頭に入れてから動くようにしました。

というのは、その工事内容のことをあまりに知らなさすぎると、ついつい向こうの提案がすべて正しいと思い込んでしまって、工事費用がどんどん高くなっちゃうからなんです。

でも、事前に価格相場なり、必要となる付帯工事なり、ポイントなりを理解しておくと、ヘタにあおられないというか、耐性がつくというか、舞い上がることがなくなるので、冷静に考えることができるようになるというのが、事前に見積もり内容(相場)を知ることのメリットだと思っています。

わたしも何度も利用していますが、一括見積を依頼したからと言って、提案してきた会社のうちのどこかと契約しなければならないなんてことは全然ないです。

一括見積に加盟しているリフォーム会社は、毎回コンペ(提案合戦の競争)のようなものだと十分に分かっているので、はっきりいってしつこく営業しても無駄だと分かってますから(苦笑)、提案された内容に興味をもったり、もっと聞いてみたいことがあったときだけ接点を持てばいいです。

下手にしつこく営業をしてお客さんに嫌われると、いまどきはSNSやブログなどに書き込まれて、かえって営業しにくくなることも分かっているので、一括見積サイトに登録しているようなマトモな会社は、そういううっとうしいことをしてきません。

すくなくとも、わたしが遭遇したようなどうしようもないクズ会社は、やっぱり淘汰されて残っていないので、一括見積に加盟して緊張感をもって仕事をしている会社だということは、かえって安心できるんじゃないかと思います。

リフォーム会社からの提案内容なり提案価格なりを知ることで、自分がやりたいリフォーム内容のどこが重要なポイントなのかを知ることができるので、たとえ相場がわかっていようとも、積極的に使っていくべきだと思います。

総額でウン百万円以上リフォームにお金を費やしてきたからこそ色々わかることがありますので、悪いことはいいません。

もしもこういうサービスがあることをしっていたら、一番最初のリフォームで200万円も損することはなかったと、いま思い出しても腹がたって悔し涙が出そうになりますよ。。。

ですから、あなたがもしリフォームを検討しているのだとしたら、それがどんなにちょっとした工事だったとしても、まずは一括見積してから、相場を勉強しておいた方が絶対にイイです。

利用する一括見積は、リショップナビでも、ホームプロでも構いません。

そもそもリフォーム系の一括見積サイトは、どこも似たようなサービスですから、どのサービスを使ってもOKです。

すくなくともチラシで見かけた一社にだけ見積もりを依頼して、そのまま工事をお願いするなんてことは絶対やめたほうがいいです。

ちなみに、わたしがリショップナビを使ってみたときの流れや体験談はこちらの記事(リショップナビを使ってみた一部始終)にまとめてあります。

リショップナビでの見積もりはこちらから

ホームプロでの見積もりはこちらから

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事